【京都】円山公園・シンボルの桜「祇園枝垂れ桜」

公開日 : 2024年04月07日
最終更新 :
筆者 : Akio

八坂神社から円山公園へ

4月6日、祇園白川から八坂神社を経て円山公園に向かいました。
八坂神社は、平安京遷都(794年)以前より鎮座する古社で、
「祇園さん」と呼ばれ親しまれています。

夏に行われる祇園祭は、千百年の伝統を有する八坂神社の祭礼でもあります。
八坂神社の境内を抜けて円山公園へと入って行きます。

円山公園は、八坂神社の東側にひろがる京都で最も古い公園です。
円山公園ができたのはいまから130年ほど前。
円山公園の園域は八坂神社、知恩院に隣接していて、園内には、野外音楽堂や
坂本龍馬と中岡慎太郎の銅像もあります。
円山公園にはソメイヨシノに枝垂桜や山桜など約700本の桜があります。
ソメイヨシノは満開です。

一重白彼岸枝垂桜

公園中央へと進むと、円山公園のシンボルの桜でもある祇園枝垂れ桜が迎えてくれました。

正式名称は「一重白彼岸枝垂桜」(ひとえしろひがんしだれざくら)。

初代のシダレザクラは、根回り4m、高さ12m、樹齢200年余で、
昭和13年、天然記念物に指定されましたが、昭和22年に枯死しました。
現在の桜は二代目で、昭和3年に15代佐野藤右衛門氏が初代のサクラから
種子を採取し、畑で育成したものを同氏の寄贈により、昭和24年に現地に植栽したものです。

現在の容姿は、樹高12m、幹回り2.8m、枝張り10m。
まさしく京都を代表する桜です。
円山公園・シダレザクラのライトアップは、4月14日(日)まで行われています。
ライトアップの時間は午後6時から午後10時まで。

円山公園

住所
京都市東山区円山町
アクセス
(電車)阪急「河原町」から徒歩約15分
京阪「祇園四条駅」から徒歩約8分
(市バス)京都駅から100・206系統で約20分「祇園下」下車徒歩約3分

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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