降り注ぐ花に言葉も忘れる桜。
日曜の京都は、激しい雨でした。
嵐山渓谷も、霧に霞んでいます。
今の時期の雨は、春雨の様にシトシト降る雨なら良いのですが、
滝の様な激しい雨には、桜が散らならないか、心配してしまいます。
嵐山から雨上がりの「本満寺」。
所は、寺町今出川上ル。
寺院は観光寺院ではありませんから、ガイドブックには載りません。
山門の所にはカメラや携帯を向けている数人の人だかりが見えます。
きっと、あの桜を見に来られているんですね。
咲いています。
見事な桜。
本満寺の桜は、言葉も忘れる桜。
今、大きな枝垂れ桜は、見頃を迎えています。
樹齢90年を越えた桜。 円山公園の祇園枝垂桜の姉妹樹だそうです。
朝からの激しい雨に、咲いたばかりの桜が少し散っていました。
「この桜の前で言葉はいらない」と言われる桜。
立派な幹・・空へ伸びる枝。
天空から降り注ぐ桜に、ただただ 見入ってしまいます。
境内の椿に、花びらが舞い落ちていました。
石畳にも。。。
芭蕉さんは、桜を見て
「さまざまな事 思い出す 桜かな」と詠まれました。
桜って不思議ですね。
桜を見上げると、あの頃の春や、あの時の桜を思い出します。
本満寺の、言葉も忘れる桜。
今年も見事に咲いています。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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