北野天満宮から上七軒の町を歩く。
梅が咲き始めた北野天満宮。
菅原道真公の和歌が見えます。
「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」。
境内の梅の花は、季節を忘れる事なく
咲き始めて来ました。
来週25日(火)は梅花祭。
北野天満宮から上七軒の町を歩いてみました。
京都には、五つの花街があります。
(上七軒・祇園甲部・祇園東・先斗町・宮川町)
その中で上七軒は、一番古くからある花街です。
上七軒。。「かみしちけん」・・ではなく
「かみひちけん」 と発音します。
室町時代、北野天満宮が火事にみまわれ、その修復作業の際に残った材木を
譲り受け、七軒のお茶屋を建てたことが始まりで、
当時は、七軒茶屋と呼ばれていたそうです。
以来、北野天満宮の門前茶屋として栄えて来ています。
提灯の模様は、太閤秀吉がお気に入りだった「五つ団子」。
作家、水上勉さんは、上七軒の一室を書斎にされ
「雁の死」「西陣の蝶」「五番町 夕霧楼」「金閣寺炎上」等を
執筆されたそうです。
上七軒歌舞練場にある「茶ろん上七軒」。
喫茶では美味しいコーヒーが頂けます。
コーヒー 400円
紅茶 400円
ココア 500円
「茶ろん上七軒」から廊下を歩くと上七軒歌舞練場。
上七軒歌舞練場は、500の客席と日本庭園を備えた多目的ホールです。
三月二十五日からの「北野をどり」に向けて、舞妓さんや芸妓さんは
練習されているのでしょうね。
寒い日が続いていますが、この日は春を感じる陽射しでした。
北野天満宮から上七軒の散策でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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