初秋の法然院。
東山山麓に静かに佇む法然院。
山に囲まれた京都の中でも、比叡山へと36の山々が連なる東山は、
自然が色濃く残る場所です。
法然院は、800年以上の歴史を持つ、法然上人ゆかりのお寺です。
茅葺の山門が見えました。
茅葺が葺き替えられていました。
茅葺の山門をくぐると、掃き清められた白砂壇。
両側の白砂壇(びゃくさだん)。
縦7m横3mの砂紋模様は、水紋 波 渦 葉 花・・・
その時々の模様が、僧により描き換えられています。
砂壇の間を通ると、心身を清めて浄域に入ることを意味しています。
ここに寄せて頂く度、思うのは、緑の深さです。
法然院は、「そうだ京都に行こう」の中で 二回登場しています。
一回目は、1999年・盛秋・法然院。
CMキャッチコピーの言葉は・・・・
「会議室でエンエン議論、データとにらめっこの効率計算。
どうですか、いいアイデア出ましたか?
そのへんをブラッとして、「紅葉」なんかためしてみませんか。」
そして、2009年 初夏 法然院
CMキャッチコピーの言葉は・・・・
「生まれたばかりの季節の匂いがしました。
「人と緑のいい関係」が、ここにはありました。」
2009年 初夏 法然院 ポスターの言葉は・・・・・
「銀閣寺からそう遠くはない、哲学の道を東に入った法然院。
茅葺きの門をくぐると、白砂壇(びゃくさだん)の白と青もみじのコントラストが
生み出す、初夏ならではのみずみずしい空間が目に入ります。
古い歴史と、今を生きる生命力が、この町では一つになっている。
秋だけで、この町の魅力を語る訳には行かない様です。
JR京都駅から市バス⑤系統で「浄土寺下車」徒歩10分。
ここから、永観堂、南禅寺、さらに知恩院にどうぞ。散策には絶好です。」
・・・・と綴られています。
今は、9月初め。これから、もう少し季節が進むと、
深い緑は、美しい紅葉に変わって行きます。
※ JR東海「そうだ京都に行こう」の、言葉お借りしています。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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