さがの人形の家

公開日 : 2013年03月13日
最終更新 :
筆者 : Akio

嵐山から嵯峨野に入り、愛宕街道を進んで行きますと

祇王寺近くに 「さがの人形の家」があります。

さがの人形の家は、20万点以上の人形を、季節ごとに展示する人形の博物館です。

江戸時代の御所人形、嵯峨人形、加茂人形、衣裳人形、伏見人形などが中心で、

国指定の有形文化財の人形も展示されています。

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○ 京都市右京区嵯峨鳥居本佛餉田町12

○ お休み 毎週火曜日(祭日は翌日) 

       冬期休館 12月中旬~翌年2月下旬     夏期休館 6/ 1~9/16

○ 大人   800円 中・高生 500円 小学生  200円

○ TEL   075-882-1421 

まずは、葵祭りの行列。

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平安の頃、祭りと言えば葵祭りを、さしたと言われています。

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葵祭りは、御所を出て下鴨神社から加茂街道を通って

上賀茂神社へと進んで行きます。

雅な、お祭りが人形さんによって表現されています。

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「さがの人形の家」では、季節ごとに選りすぐられた人形が

テーマに沿って展示されています。

今は春期展として、「雅の"おひなさま"展」が、メインに展示されています。

おひなさま展の期間は、4月15日(月)までです。

官女さん。

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人形さん達の素晴らしい表情。

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高貴な御顔と衣装の美しさに 見入ってしまいました。

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引き車には、宝尽くしのお宝が乗っています。

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人形さんは、作られた年代や作者によっても 顔や衣装に違いがあり・・・

改めて、奥の深い世界なのだと思いました。

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こちらは、元祖ジオラマと言うのでしょうか。

古い時代に作られた、祇園祭の鉾。 

とても細かく作られています。

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江戸時代の、町のお店。

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家財道具。

こちらも細かく作られています。

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再び、雛人形に戻って・・・江戸時代のお雛様。

人形さんが 鯛に乗ったお雛様を引いています。

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人形さんと貝。

貝には、細やかな源氏絵巻が描かれてあります。

人形さんの表情が印象的です。

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沢山の人形を拝見して感じたのは、人形工芸の技術は、本当に素晴らしいと思いました。

「さがの人形の家」さんの、これからのスケジュールは・・・・・

おひなさま展は、4月15日(月)まで。

4月16日(火)・17日(水)は展示替えのため休館。

4月20日(土)から5月31日(金)は、五月節句展と大きい御所人形(能人形) と

小さい御所人形(こまじり)展が予定されています。

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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