さがの人形の家
嵐山から嵯峨野に入り、愛宕街道を進んで行きますと
祇王寺近くに 「さがの人形の家」があります。
さがの人形の家は、20万点以上の人形を、季節ごとに展示する人形の博物館です。
江戸時代の御所人形、嵯峨人形、加茂人形、衣裳人形、伏見人形などが中心で、
国指定の有形文化財の人形も展示されています。
○ 京都市右京区嵯峨鳥居本佛餉田町12
○ お休み 毎週火曜日(祭日は翌日)
冬期休館 12月中旬~翌年2月下旬 夏期休館 6/ 1~9/16
○ 大人 800円 中・高生 500円 小学生 200円
○ TEL 075-882-1421
まずは、葵祭りの行列。
平安の頃、祭りと言えば葵祭りを、さしたと言われています。
葵祭りは、御所を出て下鴨神社から加茂街道を通って
上賀茂神社へと進んで行きます。
雅な、お祭りが人形さんによって表現されています。
「さがの人形の家」では、季節ごとに選りすぐられた人形が
テーマに沿って展示されています。
今は春期展として、「雅の"おひなさま"展」が、メインに展示されています。
おひなさま展の期間は、4月15日(月)までです。
官女さん。
人形さん達の素晴らしい表情。
高貴な御顔と衣装の美しさに 見入ってしまいました。
引き車には、宝尽くしのお宝が乗っています。
人形さんは、作られた年代や作者によっても 顔や衣装に違いがあり・・・
改めて、奥の深い世界なのだと思いました。
こちらは、元祖ジオラマと言うのでしょうか。
古い時代に作られた、祇園祭の鉾。
とても細かく作られています。
江戸時代の、町のお店。
家財道具。
こちらも細かく作られています。
再び、雛人形に戻って・・・江戸時代のお雛様。
人形さんが 鯛に乗ったお雛様を引いています。
人形さんと貝。
貝には、細やかな源氏絵巻が描かれてあります。
人形さんの表情が印象的です。
沢山の人形を拝見して感じたのは、人形工芸の技術は、本当に素晴らしいと思いました。
「さがの人形の家」さんの、これからのスケジュールは・・・・・
おひなさま展は、4月15日(月)まで。
4月16日(火)・17日(水)は展示替えのため休館。
4月20日(土)から5月31日(金)は、五月節句展と大きい御所人形(能人形) と
小さい御所人形(こまじり)展が予定されています。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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