雨の嵐山・広沢の池
七月に入りました。七月は、「文月」。
文月の起源は、短冊に 書の上達や 願い事を書いて 祈った事から
文の月と 呼ばれて来たそうです。
七月一日・・・雨の嵐山です。
降り続く雨で大堰川の水量は増えていました。
雨中嵐山・・・・・
この季節の嵐山を詠んだ 芭蕉さんの句が 浮かんで来ました。
『 六月や 峰に雲置く 嵐山 』
芭蕉さん 元禄七年(一六九五)五十一歳の作だそうです。
嵐山から嵯峨野を経て 広沢の池です。
広沢の池も、古来から観月の池として知られ、数々の歌が詠まれています。
「古の人は 汀に影絶えて 月のみ澄める広沢の池」 源従三位頼政
「名月や 池をめぐりて 夜もすがら」 松尾芭蕉
七月初め・・・・・ 雨の嵐山と広沢の池でした。
文月・・・・今月も宜しく お願い申し上げます。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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