平城宮
日曜は、又 奈良に行って来ました。
四月は、急ぎ足での 平城宮跡地の散策でしたので 今回は、ゆっくりと 見て来ました。
平城京跡地へのアクセスは・・・・・・・・・・・・・・
◎ 電車 近鉄大和西大寺駅が 一番近いです。
◎ 車 木津ICか 郡山IC降りて 国道24号線で平城宮に行けます。
◎ 拝観無料です。
大極殿の欄干には、美しい『座玉』がありました。
![6.3 080.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/6.3%20080.jpg)
大極殿です。圧倒される大きさです。
大極殿の「大極」とは、宇宙の根源のことで、古代中国の天文思想では
北極星を意味しているそうです。
大極殿の外には、白つめ草が咲いていました。
![eos6.3 089.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/eos6.3%20089.jpg)
ここの敷地は、とても広くて あまりの広さに 驚きます。
甲子園球場が三十個分と言う 判る様な 判らない様な 表現ですので
少し歩いてみました。
平城京は、唐の長安にならって 作られた都で、当時は10万人の人が 住んでいたそうです。
![eos6.3 059.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/eos6.3%20059.jpg)
広大なエリアを歩いていると 遺構の跡が 至る所に点在していました。
遠くには若草山や興福寺の五重塔 大仏殿の建物が見えました。
円柱形に見える木は、ツゲの木です。
![eos6.3 052.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/eos6.3%20052.jpg)
平城京跡地の中を近鉄電車が走っていました。
平城京跡地は、西大寺駅から新大宮駅までの 広大な空間の中に存在しています。
考えると、こんな所を電車が走っているんだと 思うのですが・・・
近鉄電車の前身である 大阪電気軌道が、1914年(大正3年)の開通時は、まだ史跡として
保護されてなかったそうです。
![eos6.3 082.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/eos6.3%20082.jpg)
平城京跡地での 発掘は、今も続いているみたいです。
![eos6.3 099.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/eos6.3%20099.jpg)
大極殿の欄干の、五色の玉が綺麗でした。
『五色の座玉』と呼ばれています。
陰陽五行(青・赤・黄・白・黒)の考えから 来ているそうです。
陰陽五行の思想は、自然界は木、火、土、金、水の5つの要素で成り立っていて・・・
巡るとか循環すると いう意味があるそうです。
![6.3 095.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/6.3%20095.jpg)
平城京跡地の中にいると、遥かな時代や 時も越えて行く・・・・・
歴史浪漫の風が吹いていました。
『あをによし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり』
六月の平城宮跡地の風景でした。
![eos6.3 028.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/images/eos6.3%20028.jpg)
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10055/20221012_102650_5874ba3a_w320.jpg)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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