桂離宮
桂離宮です。桂離宮は、京都の中心街から少し離れた 桂川の西に位置します。
総面積は、約6万9千m²になり、東京ドームのおよそ1.5倍の広さです。
桂離宮は 宮内庁の管轄で 宮内庁に事前の申し込みが 必要な所です。
(参観料は無料です。)
http://sankan.kunaicho.go.jp/guide/shugakuin.html
アクセスは、阪急京都線 桂駅より 徒歩20分。
市バス 桂離宮前より 徒歩8分。
八月末の桂離宮・・・・連日35℃を超える 暑い日が続いていましたが
この日は、朝から雨が降って とても涼しい気温でした。
宮内庁ガイドの方に 案内して頂きながら参観コースを 進んで行きます。
時間は ほぼ1時間程です。
桂離宮の庭園は 回遊式庭園です。
庭園と庭園をつなぐ道には 石の道が 続いています。
大小五つの島を 美しい形の橋で 渡って行きます。
桂離宮は、江戸時代に八条宮家が建てた別荘でした。
この時は、桂山荘と呼ばれていて、西暦1615年に 最初の建物が完成しています。
その後 1662年に増築されて ほぼ今の桂離宮の姿が、完成しています。
1883年に、桂山荘は、宮内省の管轄となり 名前を、「桂離宮」と改名しています。
桂離宮は、建造当時から一度の火災にも遭わず、当時のままの姿で現在に至っています。
桂離宮の建つ 桂川辺りは 古くから観月の名所として 知られて来ました。
その事からか、桂離宮には、「月見台」「月見橋」「月波楼」「歩月」など
月に関する名称も 数多く見られます。
この美しい庭園に お月様が 浮かぶ風景は 素晴らしいでしょうね。
かつて モナコの公妃 グレース・ケリーさんは 桂離宮の感想を こう
語られていました。
「全体が、自然と向き合って、庭と建物とが 互いの流れの中で
一体となっているのです」
「ただ月を眺めるためだけに 竹で縁側を作るとは、
何と素敵なセンスではありませんか。」
「計り知れない計画と努力によって作られた、光と影の何気ない組み合わせ。
この美しい日本の庭を 決して忘れません」
桂離宮は 日本を代表する 美しい庭園と言われています。
静かな佇まいの茶室と洗練された建物。。。。。。
そして 五つの島をつなぐ 半円の美しい橋が 印象的です。
八月末の桂離宮・・・雨に濡れた萩に 白い花が咲いていました。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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