富岡八幡宮(今年は深川本祭りです)
富岡八幡宮は、1627年(寛永4年)に現在の江東区富岡に創建されました。
当時は”永代島”と呼ばれていた場所で、60,508坪の社有地を構えています。
厄除、家内安全、交通安全(自動車のお祓い)、商売繁盛、社内安全、
社運隆昌、営業繁栄、工事安全、方除、必勝祈願、無病息災、
病気平癒、安産祈願、身体健康、入学祈願、心願成就などなど・・・
各祈願はもちろん、冠婚葬祭も行っておりまして、
昔から「深川の八幡様」として親しまれています。
月次祭の縁日(毎月1日、15日、28日)には門前仲町の駅前通りは大賑わい。
魔よけに効く唐辛子。
イタリアンレストランを思わせる飾りではありますが、
お守りにもなる唐辛子も売っております。
初詣や縁日には私も八幡様へ通っていますが、街の風景は少しずつ変わっても、
縁日の風景だけは今も昔も変わらない気が致します。
そして富岡八幡宮といえば神輿です。
↑富岡八幡宮内に飾られてあり、誰もがその姿を見ることができます。
↑写真左側の神輿は御本社一の宮神輿。
日本―の黄金大神輿でございます
その昔、富岡八幡宮には元禄時代に紀伊国屋文左衛門が奉納したとされる
総金張りの宮神輿が3基ありましたが、関東大震災で焼失してしまいました。
それから約70年近くも過ぎた平成3年。
日本―の黄金大神輿が富岡八幡宮に奉納されて復活したのです。
台輪幅:5尺(1m51cm)
屋根幅:9尺5寸(2m89cm)
高さ:14尺5寸(4m39cm)
装飾:
鳳凰の胸 ダイヤ7カラット
鳳凰の目 ダイヤ4カラット 1対
鳳凰の鶏冠 ルビー2,010個
狛犬の目 ダイヤ3カラット 2対
隅木の目 ダイヤ1カラット 4対
小鳥の目 ダイヤ1カラット 4対
屋根 純金24kg
その他にもプラチナ、銀、宝石が多数ほどこされています。
なんとも高級な神輿でございます。
おまけに総重量は約4.5トン
いくら高価だとはいえ、これはもう・・・
ぬすめませんっ(←当たり前だ)
この大きさですから、担ぎ手も相当な人数がいなければなりません。
そのため毎年担ぐことができないという、なんともはがゆい現実。
そのため平成9年に新たな宮神輿を製作し、
二の宮として例大祭で渡御を果たしたのがこちら。
↑写真右の御本社二の宮神輿
台輪幅:4尺5寸(1m36cm)
屋根幅:7尺5寸(2m27cm)
高さ:10尺8寸(3m27cm)
装飾:鳳凰の目 ダイヤ2.5カラット 1対
一の宮神輿よりも小ぶりとはいえ、
総重量は約2トン
迫力満点でございます。
お近くに遊びに来た際には、ぜひ見物してみて下さい。
ということで、
今年は深川八幡本祭り
正式名は「富岡八幡宮例大祭」と呼ばれ、
本祭りは3年に1度しかありません。
江戸三大祭りの1つに数えられている大きなお祭りで、
神輿が重い分、担ぎ手は数百人も必要とされ、
約8キロのコースを練り歩くスケールです。
開催日:2008年8月15日(金)〜17日(日)
見る価値はあると思うので、
興味がある方はぜひ見物しにきて下さい。
ただし・・・
深川祭りは「水掛祭り」とも呼ばれており、
沿道からバケツに入った水やホースから噴出す水を浴びせられ、
神輿、担ぎ手ともどもずぶ濡れになりながら担ぎます。
巻き沿いにはお気をつけ下さい
個人的には今年2回目となる神輿。
楽しんで担いでこようと思います。
●富岡八幡宮HP●
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