2015年ミラノ国際博覧会 日本館のアテンダント募集の件について。
今回は、まだ詳細をご存知でない方もいらっしゃると思いますので、ミラノ万博(EXPO Milano 2015)関連のニュースを少しお届けします。
2015年5月1日-10月31日まで184日間に渡り、イタリアのミラノで大規模の万博が開催されます。
国際博覧会とは5年ごとに行われる大規模の博覧会と、その間に1回開催される小規模の博覧会から成り立っています。例えば近年では、2005年には愛・地球博、2010年には上海万博が開催されました。
国内でもようやく、会場の建設工事の話題を頻繁に耳にするようになって来ました。
今回のミラノ万博のテーマは、「地球に食料を、生命にエネルギーを」、サブテーマとしては下記の7点を挙げています。いずれも"食"に関することが中心となっています。食にご興味のある方にはとっても楽しめる内容になりそうです!
1.「食料の安全、保全、品質のための科学技術」
2.「農業と生物多様性のための科学技術」
3.「農業食物サプライチェーンの革新」
4.「食育」
5.「より良い生活様式のための食」
6.「食と文化」
7.「食の協力と開発」
万博なので、世界各国のパビリオンが展開されます。
今回、日本館は参加国として最大規模の約4.170㎡の敷地面積で出展するということで、イタリア政府関係者も注目しています。
日本館について抜粋しますと、
日本館の出展テーマ:「Harmonious Diversity -共存する多様性-」
私たち日本人は、自然と共生する多様な農林水産業を礎に、米を主食とし、うま味や発酵技術を活用しつつ、魚介類や野菜など様々な「食」を享受してきました。
また、自然の叡智を謙虚に取り入れながら、高度な伝統工芸技術・職人技を食器や調理器具、食空間にまで反映させ、豊かな「食文化」を築き上げてきました。
農林水産業や食をとりまく多様な取組。日本食・日本食文化に詰め込まれた多様な知恵と技。
日本が培ってきた「多様性」は、食料問題など地球規模の課題に貢献する大きな可能性を秘めています。
↑ 日本館のシンボルマークは、お箸をモチーフにしたシンボルマークです。
"食べ始め、食べ終わりの「いただきます」と「ごちそうさま」はもちろん、どんなに小さい物でもつまめるその形で「もったいない」を、 さらに、お箸が連なることで「おすそわけ」の精神を表現しました。
それは、世界みんなが食をテーマにつながることも意味しています。
お箸の形は、両端とも細くなっている日本独特の祝い箸で、優雅な曲線が日本の美意識を表しつつ、全体のフォルムはEXPO の「E」を形づくっています。
日本の精神を極限までシンプルに表現しながら、並べ方によって変化していく楽しいマークです。 "(以上、日本館についてのページより抜粋)
日本館のメインメッセージ:日本の農林水産業や食を取り巻く様々な取り組み、「日本食」や「日本食文化」に詰め込まれた様々な知恵や技が、人類共通の課題解決に貢献するとともに多様で持続可能な未来の共生社会を切り拓く。
日本館のサブメッセージ:「いただきます、ごちそうさま、もったいない、おすそわけの日本精神が世界を救う。」
日本館オープンに関連して、現在、日本館で働いていただけるアテンダント(男性・女性)を110名程度募集しています。応募は始まっており、ホームページよりエントリーができます。応募締め切りは2014年9月16日(火)午後5時必着ですので、ご興味のある方が周りにいらっしゃいましたらお伝え下さい!
筆者
イタリア特派員
阿部 美寿穂
ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。
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