ホースシューベンド(アリゾナ)Horseshoe Bend, AZ
アリゾナのペイジという町。
アリゾナ州はネバダ州の隣なのですが、ラスベガスからフリーウェイでアリゾナ州を抜けていったんユタ州に入り,
それからまたアリゾナ州へ、そしてまたまたユタ州を通り抜けたあとアリゾナ州に入り、
ペイジまでは5時間ちょっと。
このこじんまりとした町、実は人気スポットのベースでもあります。
今日は、ペイジからすぐの「ホースシューベンド」を紹介しますね。
「ホースシューベンド」、その名の通り、「ホースシュー」=「馬の蹄鉄」のように、まさにU字型にえぐられた岩というか小さな峡谷。
ペイジの町の中から89号線を南に(グランドキャニオン方面)走ってすぐところなのですが、入り口を示すサインはあるにはあるけれどとても小さいので、注意していないと入り口を見逃してしまうかも。
私がナバホのツアーガイド君から教えたもらった方法は・・・
「左側にある赤い岩に大きくPって書かれてるのが見えたら、すぐに右に入る道があるから、そこに入るんだよ。」
これ、すっごくわかりやすかったです。。
確かに小さな山のような赤い岩の側面に白いペンキで大きな P が書かれていました。
で、やってきたHorseshoe Bendの入り口。
目的の「蹄鉄」はここから3/4mile、ってことはだいたい1.2km。
まずは登りです。
予想していたよりはるかにあっけなく登りは終わる・・のですが、
げっ。。。上りきるとそこからはなんと下り道がえんえんと続いています。多分今来た道の4倍くらいありそう。
道のずっと先は断崖であるであろう様子が見えます。
歩く。歩く。ひたすら歩く。砂浜を歩いているように一歩ごとに足が埋まるので、ちょっと歩きにくいんですね。
それでも歩く。歩く。歩く。。。
ずっと先に見えている、あの、崖っぷちの下に、あれがあるのです!
そして・・・
・・・やった〜♪ We made it!
入り口から歩くこと30分弱。
これが絶壁から見下ろす Horseshoe Bend。 蹄鉄の形ってまさにその通り。
グランドキャニオンへ続くコロラド川が大きく蛇行しつつ侵食を続け、切り立った断崖絶壁を作ってしまったというわけ。
コロラド川が"Mighty River"と呼ばれる所以でしょうか!
ボートが川下りするのも見えましたが、岩肌を下から見上げるボートトリップも面白そう。
立ったり、座ったり、皆それぞれのスタイルで撮影中。
ちなみに私は断崖の先端で腹ばいになって撮りました。かなりドキドキしますが。
ワイドレンズ欲しい!ですね。
ちなみにナバホのツアーガイド君によれば、「朝のHorseshoe Bendが1番きれい。」なのだそうです。きっと東からの太陽の光を受けて、岩肌が輝くのでしょう。
今度来る時はペイジに泊まって、朝日のホースシューベンドを見ようと思っています。
Horseshoe Bend, Page, AZ
筆者
アメリカ・ネバダ州特派員
石川 葉子
ラスベガスに来て20年ちょっと。ローカルツアーオペレーター出身のフリーランスライターです。
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