「ゆっくりと歩きたい」嵯峨鳥居本の紅葉。
嵐山から愛宕山に続く一本の道があります。
道の名は、愛宕街道。
古い町並みの街道を奥に進むと、鮎の宿のつたやさんが見えました。
![紅葉・愛宕街道2014 145](/kyoto/images/2014/11/cd6b9e31278b05c946fe6d0b9e1fcaea.jpg)
茅葺屋根と赤い毛氈。
つたやさんを過ぎると、一之鳥居。
![紅葉・愛宕街道2014 151](/kyoto/images/2014/11/b03658c48ea7c9e78d072b8b44097730.jpg)
鳥居横でお店を構えるのは、鮎の老舗の平野屋さん。
苔むした茅葺屋根と、紅葉の世界が広がっています。
![紅葉・愛宕街道2014 144](/kyoto/images/2014/11/fda08104c599d0765b74a82311eb56c8.jpg)
去年も同じ頃に、ここで写真を撮っていました。
降り注ぐ、秋の陽射しと広がる紅葉景色に
立ちつくしてしまいます。
![紅葉・愛宕街道2014 132](/kyoto/images/2014/11/fc180fd2c0edcdb65032f214aa27792e.jpg)
上の道に登って、紅葉と平野屋さんを見ました。
![紅葉・愛宕街道2014 172](/kyoto/images/2014/11/f18c6ee982f4a829f66ae0eb1c185a61.jpg)
そこには、真っ赤な紅葉が
広がっています。
![紅葉・愛宕街道2014 177](/kyoto/images/2014/11/fe006b9f30ac0bbdcd0bab61173002dd.jpg)
この景色を見ていると
愛宕街道、紹介の詩が浮かんで来ます。
「ゆっくりと歩きたい」
ここにはなんにもない。ただただ時間がある。
じっくりと培われた なんにもない ここにしかない時間。
あっと言う間に過ぎる日々の、ふと ぼんやり雲を眺める様な。
あの余韻みたいな感じがここにはある。
古い町並みが残る街道。
愛宕山に続く一本の道。
行って帰る、ただそれだけだけど
おんなじ様で違う様な。ずっと昔もたった今もおんなじ様な。
そんな時間を、ゆっくりと歩きたい。
![紅葉・愛宕街道2014 168](/kyoto/images/2014/11/597f08a2db94dfdbd883818f46078d14.jpg)
嵯峨鳥居本の紅葉・・・・美しい彩りの世界が広がっています。
※嵯峨鳥居本、紹介の言葉お借りしています。
《嵯峨鳥居本》
○所 〒616-8439 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本
○アクセス
JR嵯峨嵐山駅から2.2km徒歩約30分
京福電鉄嵐山駅から2.2km徒歩約31分
阪急嵐山駅から3.1km徒歩約41分
京都駅から京都バス72番清滝行きバス乗車約60分鳥居本下車3分
○鳥居本周辺の見所
愛宕念仏寺、化野念仏寺、一之鳥居、平野屋、つたや、
四季の花々、紅葉、古い町並み。
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10055/20221012_102650_5874ba3a_w320.jpg)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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