遥かな旅するアサギマダラ舞う水尾の里。
嵐山から愛宕古道を通り、鳥居本から保津渓沿いの道を
通って行きますと水尾の里に着きます。
水尾は柚子の産地として有名で、12月頃には沢山の柚子が収穫されます。
ここでは今「フジバカマ」が見頃です。
青空の下に広がるフジバカマの群生。
水尾では、フジバカマを大切に育てておられます。
フジバカマと言いますと、美しい蝶のアサギマダラですね。
アサギマダラは、フジバカマの蜜を求めて
遥かな距離を移動する蝶です。
この蝶々は、夏は東北地方や中部の涼しい高原で過ごし、
夏から秋へ季節が進むと共に、フジバカマなどの開花時期に
合わせながら南下して行きます。
その移動距離は、沖縄や台湾まで海を越えて行くそうですから
驚きの距離です。
陽射しの中、美しい模様が映えています。
フジバカマ畑に飛来している
アサギマダラの、9割はオスとの事。
美しい蝶。
アサギマダラ。
かつて日本の国蝶としても候補に上がった程、
人気のある蝶だそうです。
アサギマダラは、物おじしない蝶で
かなり近くで撮っても大丈夫でした。
おや・・羽根に文字と数字が見えます。
「旅する蝶」とも言われるアサギマダラ。
文字は、調査されている方達によるマーキングの文字と数字です。
羽根の「水」は、ここ水尾を表し 数字は調査された方の番号。
調査されている方のお話では、この日
白山(石川県白山市と岐阜県大野郡にまたがる、標高2,702mの山)から
飛来したアサギマダラがいました。
水尾の里のアサギマダラ。
ここから次は何処へ飛んで行くのでしょう。
《水尾》
〇所 京都市右京区嵯峨水尾
〇交通アクセス
JR山陰本線(嵯峨野線)「保津峡駅」下車4キロ、徒歩約1時間。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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