京の町に残る秀吉さんの遺構。北野天満宮の御土居。
前ぺージからの続きです。
御土居を訪ねて北野天満宮へ来ました。
北野天満宮と言いますと学問の神様、菅原道真公。
道真公が愛した梅と牛さんも有名ですが、
ここは素晴らしい紅葉処でもあります。
JR東海2015年・秋のキャンペーン寺院は、北野天満宮。
ポスターの言葉は・・・・・
「歴史と、美しい風景の経験から、人は多くを学びます。
ああ、私の秋は忙しくなるぞ。」
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天満宮・社殿西側に進むと、御土居への入り口。
12月6日(日)まで、もみじ苑(料金 700円・茶菓付)
として公開されています。
![IMG_8869](/kyoto/images/2015/10/IMG_8869.jpg)
もみじ苑に入り少し進むと、そこは御土居。
広い道の様に見えますが洛中洛外を仕切った御土居の上です。
ここに来る前に見てきた御土居は道路で寸断されていたり
住宅街の中だったりしましたが、北野天満宮・もみじ苑に広がる
御土居は作られた当時の原型に近いとの事。
100mからの御土居の道が続いています。
途中の朱塗りの欄干からの景色。
日一日と色付いて来る、もみじの世界が広がっています。
![IMG_8873](/kyoto/images/2015/10/IMG_8873.jpg)
ここ北野天満宮と豊臣秀吉さんは、ゆかりが深く現在の社殿の多くは、
息子・秀頼によって造営されたそうです。
御土居を歩いて行きますと、大きな欅(ケヤキ)が見えました。
樹齢600年。木の名は「東風」。
看板には、
「このケヤキは豊臣秀吉がここに御土居を築いた当時から
成長を続けて来ました。京の地より天高く大宰府へ
東風を吹かせ続けています。」
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見上げると、空を覆う大きなケヤキ。
東風と言う大きなケヤキ。
「東風吹かば にほひおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな」
道真公の和歌が浮かんで来ます。
![IMG_8878](/kyoto/images/2015/10/IMG_8878.jpg)
御土居をもう少し進んだ所から見る社殿。
それは、高低差のある御土居から眺めるビューポイント。
青空に北野天満宮の建物が映えています。
少し紅葉が見えていますが、これから紅葉が進んだ晩秋には
鮮やかな紅葉景色となるでしょうね。
![IMG_8882](/kyoto/images/2015/10/IMG_8882.jpg)
続いて順路は、御土居から
紙屋川沿いの小路へと降りて行きます。
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下から見上げた御土居。
斜面は大切に保護されています。
![IMG_8893](/kyoto/images/2015/10/IMG_8893.jpg)
紙屋川沿いに広がる、もみじ景色。
中には樹齢400年を越える楓もあります。
朱塗りの橋は、鶯橋。
![IMG_8899](/kyoto/images/2015/10/IMG_8899.jpg)
もみじは、これから朝晩の冷え込みで一日毎に色付いて来ます。
![IMG_8902](/kyoto/images/2015/10/IMG_8902.jpg)
見上げると、もみじ。モミジ。紅葉。
これからの秋が楽しみです。
北野天満宮へ御土居を訪ねてでした。
![IMG_8909](/kyoto/images/2015/10/IMG_8909.jpg)
《今回行った御土居。》北野天満宮の御土居。
《北野天満宮・もみじ苑》
〇期間 10月25日(日)~12月6日(日)
〇時間 10:00~16:00 ※11月14日以降は9:00~
〇料金 700円(茶菓付)
〇アクセス 京都駅から京都市営バス50, 101号系統「北野天満宮前」下車。
四条河原町から京都市営バス51号系統「北野天満宮前」下車。
京阪三条から京都市営バス10号系統「北野天満宮前」下車。
〇駐車場 無料 9:00~17:00(毎月25日は縁日のため駐車できません。)
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筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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