ルーマニアに渡航される方はデモに注意!
刑法改正及び恩赦の政府決定に反対する大規模なデモが1月29日からルーアニアの首都であるブカレストの大学広場や統一広場,憲法広場,国会議事堂,法務省近辺,勝利広場等、ルーマニア各地で開催されています。
一部の人が暴徒化し、爆竹などを使用する行為も見受けら、逮捕者も出ています。渡航される方は巻き込まれないよう十分にご注意ください。デモの参加者も始めは3万人ほどでしたが、2月3日時点でブカレストで約15万人、ルーマニア全土で約30万人が参加し、その数は日増しに多くなっています。2月4日時点で公共交通機関に影響は出ていません。
1989年にルーマニアで起こった民主化革命以来の規模のデモだそうです。以下、在ルーマニア日本国大使館からの注意喚起情報です。ご確認の上、安全に注意して行動してください。
刑法改正及び恩赦の政府決定に反対する大規模なデモが,首都ブカレストを始め国内各地で連日発生しており,今後事態が拡大するおそれもあります。抗議デモや集会など,人が集まっている場所には近づかないでください。
ルーマニアにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在ルーマニア日本国大使館
日本外務省は、以下の海外安全情報(ルーマニア:刑法改正等に反対する大規模デモの発生に伴う注意喚起)を発出し、海外安全ホームページに掲載しましたので、お知らせします。
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo_2017C020.html
ルーマニア:刑法改正等に反対する大規模デモの発生に伴う注意喚起
【ポイント】
● 刑法改正及び恩赦の決定に反対する大規模なデモが,首都ブカレストの政府庁舎近くの広場及び首都以外の各地等で発生しています。抗議デモや集会など,人が集まっている場所には近づかないでください。
【内容】
1 1月18日,首都ブカレストの政府庁舎前にある勝利広場で刑法改正及び恩赦に関する緊急政令の草案に反対するデモが発生しました。このデモ以降,首都ブカレストの勝利広場をはじめ,大学広場や統一広場等でも大規模なデモが頻繁に発生しています。また,首都以外の各地でも抗議デモが行われています。
ルーマニア政府による刑法改正の緊急政令が決定された1月31日及び翌2月1日には,数万人におよぶ大規模なデモが首都ブカレストの勝利広場等で行われ,一部のデモ参加者が治安当局要員に対し,爆竹や発煙筒を投げるなどしたため,治安当局は催涙ガスで対応しました。
今後,事態が更に拡大してデモ参加者が暴徒化する可能性も否定できません。
2 つきましては,ルーマニアに渡航・滞在を予定されている方又は既に滞在中の方は,最新の治安情報の入手に努めるとともに,勝利広場,大学広場,統一広場など,人が集まっている場所には決して近づかず,その場から速やかに離れるなど身の安全を確保してくだざい。
【記載内容について】
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