バークレー精神たっぷり(?)グルメなゲットーのファーマーズマーケット
最近、用事でちょくちょくイーストベイに行ってる。 サンフランシスコから車で30〜40分、I-80 ベイブリッジを渡る。 ラッシュとは反対方向でも最近の渋滞には困ったもんだ。 昔は20分で行けてたのに〜〜><
帰宅途中シャタック通り(Shattack ST)の"グルメゲットー(Gourmet Ghetto)" と言われている辺りをを通ったらファーマーズマーケット発見! ちょっと寄ってみた。 ゲットー(Ghetto)って少数民族・マイノリティーの人たちの集まる場所(居住区)の意味もあるけど、美食家(Gourmet)な人たちが集まる場所という、ちょっとひねったバークレーらしいネーミング、ちなみにかのシェ・パニーズ(Chez Panisse )もここにある。
時間的に仕事帰りの人たちが立ち寄っているようで、世間話に花が咲いてる様子。 マイバッグに買った物を入れる人がほとんどでも、中には人参の束を持って歩いている人もいた。 買い物するつもりはなかったけどアスパラガスの柔らかい穂先だけを売っていた農家があったので、ぶら下がっていたコンポスト用バイオバッグ(Bio Bag)に10本くらい入れて、お金を払おうとしたらバック代25セントがかかる事がわかった。 一時バイオバッグは有料だったけど最近は近所のマーケットは無料になっていたのでちょっと驚き。 3ドルの買い物に25セント、アスパラ10本持ち歩くわけにもいかず選択の余地はない。
だからあの人は、袋に入れず手で持っていたんだ。 さすがストイックなエコロジー意識のある住民が多いバークレーその辺りはサンフランシスコより徹底したマイバッグ運動、もっともバイオバッグ原価15セントかかってるプラスティックバッグの3倍のコストだ。 やっぱりタダでどうぞとはいかないのかもしれない。
特別な何かがあるわけけではなく普通に季節の野菜が売られていて、その傍らでご近所の会話・井戸端会議。 規模が小さく平日の夕方なのでほとんど顔見知りの常連さんばかり。 6時過ぎでもまだまだ明るくサンフランシスコに比べてかなり暖かい(正直暑く感じる)この暖かさのおかげで何故か皆さんゆったりと過ごしているように見える。
"チャイブのお花" 食べられるけど、あまりに可愛すぎて食せません〜〜。
Berkeley Farmers' Marketは場所を変えて週3回開催、土曜日のダウンタウンのファーマーズマーケットでは、かつてブルーボトルコーヒーがブースを出して1杯2ドルで売っていて、そこでしか飲めないとわざわざ早起きして行ったものだったけど有名になったおかげで今じゃ日本でも楽しめるようになり、日本へのお土産にならなくなってしまった トホホッ...。
全米で最もリベラルな街として有名なバークレー、学生運動発祥地でもあり、良くいえば非常にユニークな住民の多い街、そんな人たちの憩いの場にもなってるファーマーズマーケットだった。
WEB:http://ecologycenter.org/fm/
『North Berkeley』Shattack ST @ Rose ST 木曜日15:00〜19:00
『Downtown』Center ST @M.L.King Jr Way 土曜日10:00〜15:00
『South Berkeley』Adeline ST and 63rd ST 火曜日14:00〜18:30
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。