とにかくフォトジェニック♪アンディーゴールズワージーのウッドライン!
プレシディオ公園の一角にあるユーカリの並木道が特徴となる「WoodLine(ウッドライン)」。
世界的に有名な自然素材のみを使って作品を作るアーティスト「アンディーゴールズワージー(Andy Goldsworthy)」が手掛けた作品のひとつで、ユーカリの林に丸太をジグザグに配置した揺らぎのあるデザインが特徴です。今回は、写真を収めるだけでなく散策するにもぴったりとなる、このウッドラインの魅力をご紹介します♪
ウッドラインまでのアクセス方法
ウッドラインはプレシディオ公園の南東エリアに位置し、ユニオンスクエア方面からは2番バスを使ってのアクセスが便利です。サター通り(Sutter St)とパウエル通り(Powell St)の角からアウトバウンド行きとなる2番バスに乗車し、カリフォルニア通り(California St)とプレシディオ通り(Presidio Ave)の角にある停留所で下車しましょう。
後は、プレシディオ通りをまっすぐ徒歩で北上すると、公園の入場門があり、そこをさらに数分進むと左手に並木道が見えますよ。
*サンフランシスコのバスの乗り方については、こちらの記事を参考にしてください☆
ウッドラインについて
世界的にも有名なスコットランド在住の芸術家であるアンディーゴールズワージーが、ウッドラインの作品を手掛けたのは2010年。こちらのプロジェクトは1年後となる2011年に完成しました。
もともとこれは1800年後半、ここに駐在していたアメリカの陸軍が、公園の緑化に向けユーカリの木とモントレーサイプレスを植えた取り組みが発端となっています。緑化は成功せずサイプレスだけが枯れてしまい、奇妙なギャップができてしまった箇所をアンディーゴールズワージーは彼らしい発想で、印象的な空間に早変わりさせました。
ジグザグに置かれたサイプレスの丸太もいずれは土に還る自然素材で作られています。自然がそのままある状態で美しく映える瞬間を切り取ったような作品を残す彼らしいアートピースに仕上がっています。
ユーカリの木々の間から溢れる木漏れ日と、流れるようなゆらぎのある丸太の配置は季節によって全く違った表情を見せてくれます。青々とした新緑の季節も、枯れ木のような印象となる秋・冬の季節も独特の雰囲気を醸し出すウッドライン、いつ訪れても絵になる写真が撮れる場所としてローカルにも観光客にも人気の場所です♪
最後に
アンディーゴールズワージーはこのウッドラインの他にも、合わせて4つものアート作品をプレシディオ公園に残しています。どれも徒歩圏内でアクセスできるので、自然アートに興味がある方はぜひ訪れてみてくださいね。こちらのコラムでものちに全ての作品を紹介しますのでぜひお楽しみに♪
スポット情報
住所:Presidio Blvd, San Francisco, CA 94129
入場料:無料
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
Katie M
18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。
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