北海道熟成肉をおいしいワインで~ローザンヌで腕を振るったシェフの料理をカジュアルに堪能「ラ・ブーシュリー・ヴァンヌフ」
肉とワインを楽しみたい方に特におすすめのお店を紹介します。
札幌中心部にある「La Boucherie 29」。
![ラ・ブーシュリー・ヴァンヌフ](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/2_appearance_P4230003-thumb-730x548-446981.jpg)
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/1_sign_P4230117-thumb-730x547-446980.jpg)
"Hokkaido beef restaurant, La Boucherie 29 at the central area of Sapporo"
「ラ・ブーシュリー・ヴァンヌフ」と読みます。
"ヴァンヌフ"は、まるで"ポンヌフ"(パリで有名な橋)にもよく似て、とてもオシャレな響き。
「熟成肉がとてもおいしい!」と聞いていたので、楽しみにやってきました。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ(札幌)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/2_inside_P4230110-thumb-730x548-446984.jpg)
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:ワイン](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/3_bottles_P4230009-thumb-730x548-446985.jpg)
お店は落ち着いた雰囲気で、パリの写真などが飾られています。
なんでも、シェフがローザンヌ(スイス)でシェフとして働いていたそうで、
そのせいか、お店の照明具合がなんとなくヨーロッパのレストランを思わせます。
ところが店名はなんとダジャレから。
29(ヴァンヌフ)は、"肉"が由来だそう。
ちなみに"LaBoucherie"もフランス語では肉屋さん。
"肉"へのこだわりを感じます。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:キリン一番搾り](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/4_kirinbeer_P4230022-thumb-730x548-446988.jpg)
メニューにある店名の由来に楽しくなったところで、
最初の一杯「キリン一番搾り」(\500)。
余談ですが、北海道千歳工場で造ったキリン一番搾りは、日本名水100選の水で仕込んであり、
グラスで飲むと、一層そのおいしさを感じられます。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:アミューズ/パートサブレ](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/d714b2171405a03732d11ac50ed66ab838686c9a-thumb-730x548-446991.jpg)
"Today's amuse, Pâte sablée"
この日の"アミューズ"(\500)は「パートサブレ」。
ほろほろと口で崩れるパートサブレは、
フォアグラムースとビーツのジュレの上にアーモンドクランブルが乗っていて、
とても芳ばしく、ビールといただいていましたが、赤ワインが恋しくなる風味です。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:前菜の盛り合わせ/自家製シャルキュトリー6種](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/0bcc50d56d498aca1957f375df6fa3d7eb7c5357-thumb-730x548-446994.jpg)
"Assorted cold-cuts"
パートサブレの余韻を楽しんでいると、追いかけるようにやってきた
「前菜盛り合わせ:自家製シャルキュトリー6種」(\1,200)。
単品の前菜がとてもおいしそうで決めかねていたところ、
お店の方が盛り合わせを勧めてくれました。
この日の内容は、
・パテドカンパーニュ
・鶏モモガランティーヌと白ワインジュレ
・ラベンダーポークハム
・鶏むね肉燻製
・エゾ鹿ベリーソース
・レバーペーストと金柑マーマレード
以上の6種類!
それぞれ異なる風味と味わい深さで、欲張って正解です。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:無濾過秘蔵ワイン](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/bf73c8cc6d3c2d6c8caa5bafc85120ab633a9983-thumb-730x548-447418.jpg)
"White wine from Japan"
ここで飲み物を白ワインに。
こちらのお店では、各国のワインがいろいろ取り揃えられていますが、
ワインリストにはないスポットで入荷するワインもあるそう。
お店の方に相談すると、おすすめを紹介していただけます。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:旬の野菜取り合わせ バジル香るグリーンアイオリソース](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/9_seasonalvege_P4230038-thumb-730x548-447430.jpg)
"Seasonal vegetables with green garlic sauce with basil"
「旬の野菜取り合わせ バジル香るグリーンアイオリソース」(\1,200)は、
野菜たっぷりで食べごたえがあるホットサラダです。
・黄ニンジン
・アンリーブ
・タケノコ
・タラの芽
・アスパラ
・ミニミニチンゲンサイ
・グリーンアイオリ
・山イモ
・ポロネギ
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:バジル香るアイオリソース](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/10_garlicsaucewithbasil_P4230043-thumb-730x548-447452.jpg)
春なので、山菜も入っているところがとても新鮮です。
アイオリソースと山菜の相性もぴったりでした。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:SENDA](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/11_redwinesenda_P4230053-thumb-730x548-447454.jpg)
今度はこの日のメイン、楽しみにしていた肉料理を前に
赤ワインにチェンジ!
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:道産熟成十勝牛と道産黒毛和牛の食べ比べ](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/12_twokindsofbeeffromhokkaido_P4230058-thumb-730x548-447456.jpg)
"Dry-aged ramp steak from Tokachi in Hokkaido and Wagyu ramp steak from Furano in Hokkaido"
「道産熟成十勝牛と道産黒毛和牛の食べ比べ」(\3,300)
熟成させた十勝牛と富良野和牛の食べ比べです。
いずれもランイチで、黄人参ピューレ、赤ワインソース、カイエンペッパー
自家製マスタードなどをつけていただきます。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:道産熟成十勝牛](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/13_agedbeeffromhokkaido_P4230060-thumb-730x548-447458.jpg)
"Dry-aged ramp steak from Tokachi"
「道産熟成十勝牛」
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:北海道産黒毛和牛(富良野)](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/14_wagyufromfuranohokkaido_P4230063-thumb-730x548-447460.jpg)
"Wagyu ramp steak from Furano"
「道産黒毛和牛」
どちらもランイチですが、熟成の違いによって、
味がかなり違ってきます。
食べ比べて初めてわかる違いを実感します。
また、いろいろなソースや塩と味を変えて食べられるので、
何度も異なる味を味わえて、とても贅沢なひと皿。
ここまでシャルキュトリー、野菜料理、ステーキと
バランスよくいただいて、満足感いっぱいでしたが、
ここでやめられませんでした。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:泡のパフェ](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/15_parfaitwithcava_P4230067-thumb-730x548-447463.jpg)
"Parfait with froth"
あまりに魅惑的だったのでいただいてしまった「泡パフェ」(\580)。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:泡パフェ](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/16_parfaitwithcava_P4230073-thumb-730x547-447465.jpg)
"泡"は、スパークリングワインもしくはノンアルコールのスパークリングワインから選べます。
とにかく、おいしい!
〆にぜひいただきたいところです。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:アールグレイ香るクレームブリュレ](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/17_earlgreyflavoredcreambrulee_P4230081-thumb-730x548-447467.jpg)
"Creme Brulee of earl grey tea"
「アールグレイ香るクレームブリュレ」(\400)。
アールグレイの香りのせいか、後味もすっきりしたクレームブリュレです。
こちらもおすすめ。
本格的デザートが5種類もあり、食後も楽しみなラインナップです。
最後になりましたが、ステーキになる前の北海道産牛の熟成肉を見せていただきました!
![18_Tokachibeefrump_P4230085.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/18_Tokachibeefrump_P4230085-thumb-730x548-447473.jpg)
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:十勝ホルスタインランイチ](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/19_Tokachibeefrump_P4230093-thumb-730x548-447472.jpg)
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:十勝ホルスタインランイチ](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/20_Tokachibeefrump_P4230101-thumb-730x548-447474.jpg)
"Beef ramp from Tokachi, Hokkaido"
50日以上熟成十勝牛のランイチ。
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:熟成Lボーン](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/21_Lbonebeef_P4230109-thumb-730x548-447478.jpg)
![ラ・ブーシェリー・ヴァンヌフ:熟成ホルスタインLボーン](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/sapporo/assets_c/2019/05/22_Lbonebeef_P4230102-thumb-730x548-447480.jpg)
こちらは90日以上熟成十勝産牛のLボーン。
お店の冷蔵ケースにずらりと並んでいます。
おいしいステーキやシャルキュトリーが食べたくなったら、ぜひ行ってみてください。
熟成肉のおしさは、病みつきになりそうです。
【La Boucherie 29】
札幌市中央区南1条西1-13-5
TEL: 011-206-8529
営業時間: Lunch 12:00~14:30(L.o 14:00)
Dinner 17:30~23:00(L.o 22:00)
定休日: 日曜
アクセス
・地下鉄「大通駅」より徒歩約4分
・JR「札幌駅」より徒歩約15分
関連サイト
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10103/20221014_041841_45380441_w320.jpg)
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
【記載内容について】
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