水無月の花咲く神苑「梅宮大社」
![IMG_4863.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2019/06/IMG_4863-thumb-730xauto-456803.jpg)
右京区の梅宮大社。
創建は平安遷都以前までさかのぼり、京都でも有数の歴史を誇ります。
酒造の神と、子授けと安産の神様をご祭神に祀り、年間を通して参拝者の絶えない神社となっています。
梅宮大社は、名の通り梅の花でも有名ですが、春の桜や六月の紫陽花や菖蒲、
秋の紅葉など四季を通じて美しい花々が咲きます。
![IMG_4864.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2019/06/IMG_4864-thumb-730xauto-456805.jpg)
《四季折々の花が咲く神苑》
神苑に入ると、紫陽花の美しい色彩と共に、花菖蒲の紫色、睡蓮の白色など
六月の花達が迎えてくれます。
池には様々な色の花菖蒲が咲いています。
花菖蒲の見頃は例年6月中旬頃までとの事。
![IMG_4871.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2019/06/IMG_4871-thumb-730xauto-456807.jpg)
回遊式庭園の神苑。
睡蓮を見ながら、石橋を渡り巡って行きます。
![IMG_4942 (2).jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2019/06/IMG_4942%20%282%29-thumb-730xauto-456809.jpg)
青もみじも美しいです。
![IMG_4894.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2019/06/IMG_4894-thumb-730xauto-456811.jpg)
《紫陽花エリア》
順路を進んで、紫陽花エリアに入りました。
梅宮大社の神苑には、一体、何種類の紫陽花が
咲いているのだろうかと思う位、いろんな種類の紫陽花が咲いています。
ここの写真だけで、紫陽花図鑑が出来そうです。
![IMG_4919.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2019/06/IMG_4919-thumb-730xauto-456813.jpg)
紫の陽の花と書いて、紫陽花。
紫陽花の花は、青・赤・白・薄紫と花の形や色の多さに改めて驚きます。
![IMG_4960.jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2019/06/IMG_4960-thumb-730xauto-456815.jpg)
紫陽花の種類は200種近くあるそうで、それぞれに花のスタイルや色合い、花柄の大きさが違います。
花の形が、球状のものは西洋アジサイ。まるで花束かブーケの様に綺麗。
これは、日本のアジサイが18世紀末にヨーロッパに持ち込まれ、
品種改良を重ねて今日のような花柄の大きい、球状のアジサイが出来上がったそうです。
![IMG_4932 (2).jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2019/06/IMG_4932%20%282%29-thumb-730xauto-456817.jpg)
そして、サテライトのように咲くのは「ガクアジサイ」。
「ガクアジサイ」は、周辺の装飾花が中央の細かな花を
取り囲んで咲く、「額縁」に似ているので、江戸時代に名付けられたそうです。
![IMG_3227ff (2).jpg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2019/06/IMG_3227ff%20%282%29-thumb-730x503-456819.jpg)
六月半ばの梅宮大社・神苑。
花菖蒲と紫陽花が見頃を迎えています。
![梅宮大社.gif](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/kyoto/assets_c/2019/06/3870e640a45561c964dbbb36a1502f61b5a2003d-thumb-730xauto-456821.gif)
≪梅宮大社≫
○所 京都市右京区梅津フケノ川町
○アクセス 電車 阪急松尾大社駅から徒歩約10分。
〇アクセス バス 京都駅から市バス28系統に乗車。梅ノ宮神社前の停留所で下車。徒歩すぐ
○駐車場 有り
○境内散策無料 神苑550円
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筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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