非常事態宣言から1週間経ったサンフランシスコの様子
2020年2月25日にサンフランシスコ市長から発令されたCOVID-19に伴う非常事態宣言。まだ感染者は公表されていないものの、同じ北カリフォルニアで市中感染の事例が発表されたこともあり、サンフランシスコ市内でも先週とは明らかに違う雰囲気です。今回は今週の市内の様子をレポートします。
感染に備える様子が見えはじめた週
COVID-19の予防に備えて、アルコール入りのハンドサニタイザーの販売を強化する店舗が増えてきました。例えばSOMAにあるトレジョでは、2020年2月29日の時点で大量のスプレーサニタイザーが入荷されており、店頭で実演販売も行われていました。まさに今日の推しアイテムといった雰囲気です!
ちょっと見ているだけでも多くの人が手に取って購入しており、まさに飛ぶように売れるとはこのこと、といった感じです。
同じく工具店や生活雑貨店などでも、レジ周りにハンドサニタイザーを多く陳列されるようになっています。今のところは、品薄といった感じではなく、入手しようと思えばいつでも簡単に手に入る状況です。
続いてコストコでは、2020年2月29日の段階で入口にて除菌シートを配布していました! 店内ではサンフランシスコにしては珍しくマスク姿の人もちらほら見かけるように。
同じく、バスの運転手や別の店舗の店員などもマスクを着用している人たちを見かけるようになりました。これはマスクを着用する習慣のないアメリカでは、非常に珍しい光景です。
ただし、買い物客も店員も通常通りで、特にパニックになっている様子はありません。ここでは生活物資が品薄になっている様子もありません。状況は刻一刻と変わっていくと思われますので、また何か変化があり次第レポートします!
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
Katie M
18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。
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