ステイ@ホーム:今フィッシャーマンズワーフはどうなってる?
4月に入り、ステイ@ホームも少し慣れてきた気がします。人との距離をおき、話すときもお互い飛沫感染を防ぐ意味で同じ方向を見ながら、エレベーターは誰かが乗っていたら一緒に乗っていいか確認するし、公共交通機関では、最低でも通路を挟んで前後を外し、お互い窓側に座る暗黙のルールが確立されています。先日ちょっと用事がありフィッシャーマンズワーフに行ってきたので、今のフィッシャーマンズワーフがどうなってるか見てきました。
2020年の今年は、ピア39のK-Dockにアシカ(Sea Lion)がやってきて30周年。いろんなところに、地元アーティスト作のアシカのオブジェが飾られ、記念行事もありました。ピア39のエントランス広場にある蟹のオブジェから、今年はアシカに代わったのに、大きなお目々が寂しそうです。
ピア33は、サンフランシスコを代表する世界的人気アトラクションです。運行する船会社も休業中で、セキュリティガードの方がポツンとスマホ眺めながら座っていました。Webサイトでチケットの予約ができるようになっていたので、ビックリしたけどWebサイト調整中の出来事らしいです。
通常、シーフードの屋台やレストランのあるあたりはランチタイムにはいい匂いがするし大勢の腹ペコさんたちが歩いてるのですが、今はカモメが歩いてます。
ここで記念写真を撮った方も多いと思います、フィッシャーマンズワーフの人気スポット蟹の看板。今はワンコを散歩中の人だけでした。
ステイ@ホームでも、魚食民(お魚を食べる民族)の欲求が、"お寿司食べたい"とか"お刺身食べたい"とか募ります。買いに行っても日系スーパーは長蛇の列で、気が滅入りますが。ピア45に「エービーエスシーフード(ABS Seafood)」という魚屋さんがあるのを教えてもらいました。持つべきものは魚食の友! この魚屋さん、1969年創設で西海岸で収穫されたアワビやウニをいち早く(当時の)築地に販売開始した日系アメリカ人の会社。新鮮なシーフードをメインにレストランにデリバリーしているそうですが、新型コロナウイルスの影響で個人向けにも販売を始めました。利用している人が増えていて、評判になってる魚屋さんです。フィッシャーマンズワーフは観光地と思っている人も多いのですが、漁師さんもいてカニ漁はここからも船が出るんですよ。漁船が桟橋に着くと出荷できない魚を買いにやってくる人もいます(この日は、漁に出てなかったようでした)。
観光地エリアは静まりかえってるけど、漁師さんたちは、個人客相手に奮闘中!
【ABS Seafood】
・住所: Pier 45 Shed D-1
・電話番号: 385-231-7158
・営業日時: 月、水、金 9:00〜11:30
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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