イースター休暇中です。

公開日 : 2020年04月09日
最終更新 :

休暇といっても学校はしばらく休みなのでパッとしませんが、現在バイエルン州は2週間強のイースター休暇中です。

庭に普通なら飾られるイースターエッグは近所でほとんど見かけませんが、一応イースター用のカラフルなゆで卵を作りました。

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小さな子供がいる家庭ではこんなカラフルなゆで卵を作ったりするのでしょうが、お肉屋さんやスーパーでも、この時期カラフルなゆで卵が売られています。

卵は普通、「ケージの中で飼われている鶏の卵」「比較的広い屋内で飼われている鶏の卵」「屋外の自由に動き回れる環境で飼われている鶏の卵」などのカテゴリーに分かれているので、その家庭の考え方に見合ったものを買うことができるのですが、ゆで卵にはこういったランク付けが一切なされていません。

新鮮ないい卵で作ったゆで卵にこだわるわが家では、毎年親戚や近所にプレゼントする分も合わせて多めにカラフルなゆで卵を作ります。

2020年の今年はいつもより少な目です。

新型コロナウイルスの影響で、親戚一同で集まっての食事もないからです。

その代わり、お隣のご夫婦にプレゼントする卵もこのように仕上がりました。

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新型コロナウイルスの影響を受けて、真摯に外出を自粛している90代前半と80代後半のこのご夫婦。ふたりいらっしゃる息子さんの家族がいずれもすぐに駆けつけられる場所に住んでいらっしゃらないので、この時期かなり不便な生活をされていることと思います。

普段は、自分たちで買い物などをされていらっしゃいますが、新型コロナウイルス感染を恐れて、ここ数週間お庭以外には一歩も外に出ていらっしゃらないようです。

幸いドイツは近所付き合いがいいのですが、どうやらここのご夫婦のためにお買い物に行きましょうか、という問い合わせが3、4件もあったようです。ドイツ人ってとっても親切な国民なんだな、とあらためて感じるお話ですね(実際は私がここ数週間、すべての買い物を代行しています)。

それにしても、今年は教会でのミサも一切ないので、この時期教会音楽の吹奏楽器での演奏の予定で忙しい私も、ちょっと拍子抜けな感じです。

庭の枝に飾るイースターエッグも出さないまま、裸だった枝に新緑が少しずつ顔を出し始めており、日中は20度を超えるような晴天に恵まれている状態です。

春の陽に煽られて、庭の木もこんなに美しくなりました。

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↑落葉樹であるジューンベリー(Felsenbirne)です。ほんの数日のうちに、一斉に白いかわいい花をぎっしりに咲かせてくれました。

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↑芝生の淵に植えた球根植物。クロッカスや水仙が一段落した今はチューリップたちの出番。秋に球根を新たにいくつか植えたので、今年はとってもにぎやかです。自宅で過ごす時間が長いだけに、こういったささやかな色合いが心を和ませてくれますね。↓

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