ドイツビールの日、4月23日を記念してのイベント in レーゲンスブルク

公開日 : 2023年04月23日
最終更新 :

1516年4月23日はドイツビールの純粋令が出された日。これを記念して、4月22日の今日、10時から22時まで、ハイド広場でイベントが開催されました。
ハイド広場という二等辺三角形の形をした広場には、ステージが設置され、バイエルン音楽の生演奏が時々行われます。そして、広場にはたくさんの机と椅子、そして7つの醸造所のブースが。
バイエルンの人たちは、朝からでも平気でビールを飲めるので、10時半からの式典の盛り上がったところで開けられた二つの樽から、空になったジョッキを持って自由におかわりができる仕組みです。
ちなみに10時半には、地元7つの醸造所それぞれから醸造マイスターや醸造所のトップなどが勢揃いします。
(一昨年の記事 をご覧ください。)

慣れている人はゆっくり時間をかけてビールを注いでいます。
慣れている人はゆっくり時間をかけてビールを注いでいます。

12時を回った頃、まだ樽の中あるかな?と思ったら、結構あるようで、空のジョッキを持った人々が順番待ち。樽についている水道の蛇口のような栓をひねる時は、少量しか出ないようにひねりましょう。たくさんひねってしまうとものすごい勢いの泡が出てきてすぐジョッキから溢れてしまいます。

大勢が集まってビールを飲むイベントで欠かせないのはバイエルン音楽です。
バイエルン音楽は、ゴス醸造所のあるダウアリングの楽団が担当します。足元にはさすがバイエルン、当たり前ですがビールジョッキ(もちろん500ml)が置かれています。
合間に乾杯を促す曲(ein Prosit der Gemütlichkeit)が流れるのは、オクトーバーフェストのビアツェルトと同様です。

そして、ここずっと寒く、春どころかまだまだ冬のような感覚であったここバイエルン州も、金曜日、土曜日と急に春めいた素敵な陽気となりました。なので、本当にビール日和。

机がたくさん並んでいますので、ビールをセルフサービスで購入して空いている席へ勝手に座ります。
机がたくさん並んでいますので、ビールをセルフサービスで購入して空いている席へ勝手に座ります。

ビールの値段は4ユーロ(例外あり)。イベントだから高いわけでもなく、普通のレストランで飲む程度。デポジットが2ユーロかかります。

ドイツ各地で同様のイベントがあるとは思いますが、是非来年この時期にレーゲンスブルクにお越しください。ビールジョッキ片手にカメラを構えた私がそこにいたら、話しかけてくださいね。

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