【新型コロナ・地域別自宅待機】サンフランシスコ12月6日よりステイホーム実施
▲アウトドアダイニング
ささやかにでもホリデーシーズンに向けて各レストランは、アウトドア・ダイニング用のスペースに飾り付けを始めてましたが、それにあわせるかのようにアメリカのコロナ感染者数も上昇しています。
自宅待機に関する要点
新型コロナウイルス再拡大への対応として、ニューサム知事は、「地域別の自宅待機令(Regional Stay-at-Home Order)」を発表しました。
カリフォルニアの州内を「ベイエリア(Bay Ares)」「北カリフォルニア(Northern California)」「グレーターサクラメント(Greater Sacramento)」「サンワキンバレー(Joaquin Valley)」「南カリフォルニア(Southern California)」と5つの区域(5Reqions)に分け、ICUの受け入れ可能人数が15%未満(less than 15%)になる地域に、24時間以内に発効される「地域別の自宅待機令」を発表しました。
また、あらためてマスクの着用・ソーシャルディスタンスの確保が求められています。
今朝のニュースだと、ベイエリアのICU受け入れは20〜25%だそうですが、金曜日ベイエリア5カウンティーとバークレー市の保健担当者共同記者会見で、今回は対象地域とならなくても制限措置に踏み切るとのこと。
サンフランシスコ・サンタクララ・コントラコスタかウンティー: 2020年12月6日22:00以降
アラメダカウンティー: 12月7日12:01am以降
マリンカウンティー: 12月8日12:00以降
スティホームが発令された地域は、プライベート集会が制限され、バー、ワイナリー、パーソナルケアサービス、美容院などは営業停止となります。しかし、すでに許可のある学校、重要インフラ、小売(受入れ可能人数の20%まで)、レストラン(テイクアウト/デリバリーのみ)は運営を継続することができます。
*営業の閉鎖*
すべてのダイニングレストラン(テイクアウトとデリバリー"のみ")
すべてのパーソナルケアサービス(ヘアサロン・床屋さん・ネイルサロン含む)
屋内のジム(一対一のパーソナルトレーニングを含む)
接触の少ない小売り(電気の修理やドッググルーミング、カーブサイドはOK)
美術館・博物館・水族館・動物園(屋外のガーデン、歴史的サイトはOK)
ホテル宿泊施設(エッセンシャルワーカーと隔離者のみ)
ドライブインシアター
観光バス・フェリーのツアー
屋外の公園
*制限について*
食材店・ショッピングモールも含め小売店は20%
屋外のジムは12人まで(フェイスカバー・ソーシャルディタンス必須)
屋外の集会は12人まで(一世帯)
比較的接触の少ないスポーツ(ゴルフ、テニスなど)一世帯
マンションや一戸建の内覧
青少年のスポーツ(観客、競走なし)
高等教育・職業訓練は、直接のトレーニングが必要な場合
自宅待機令は、12月5日(土)午後12時59分より施行、各地域のICU受入れ可能人数が15%未満に達すれば、24時間以内に自宅待機令が発令され、少なくとも3週間効力が継続するとのことです。
そのあとICUの受入れ可能人数が15%以上確保できれば解除され、週ごとに見直されます。
気になること
▲今年2020年最後の外食?
金曜の夜、アウトドア・ダイニングでなんとか楽しみを見つけていたフーディーたち。「ひょっとして今年最後の外食になるかも」と話していました。状況によっては早まるのかもと楽観視している人は残念ながらいませんでした。
▲売り切れ
そして、11月から、夜間外出禁止令から自宅待機と逆戻りし状況が厳しくなってきているわけですが、先週末からまたトイレットペーパーの売り切れが目立つようになりました。Costcoで聞いてみたら「売り切れ」とあっさり言われました。郊外の方ではまだ売られているようですが、スーパーに入店できる人数もまた制限が厳しくなり、寒空の12月に行列ができるのは必至。なんとも世知辛い師走となりました。
*クリスマスも正月も自宅*
ここまで、頑張ってきたのにがっかりです。でもたいへんな思いをされている方、生死をさまよっている方もいるのですから、皆で協力しなければと思います。(合計1万6239人の感染者)こんなに大勢の方が罹患されているにもかかわらず、周囲に感染した人がいないのはラッキーとしか言えません。
とにかくなんとか逃げ切らなければと思います。
皆さんもどうか安全にお過ごしください......
各方面の詳細⇩
◆ 地域別の自宅待機令の概要など(こちら)
◆ 在サンフランシスコ日本国総領事館(HPはこちら)
◆サンフランシスコ経済活動スケジュール(こちら)
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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