より黄金色に輝く「雪の金閣寺」
大晦日寒波で、京都市内も雪の朝となりました。
31日の朝、金閣寺へと行ってきました。
世界遺産・金閣寺の舎利殿は、18年ぶりに屋根のふき替え工事も完了し、建物全体がより一層黄金色に輝く姿になっています。
《ふき替え工事も終わりました》
金閣寺では、新型コロナウイルスの影響で参拝者の少ない時期を見計らい、長年の痛みが目立っていた舎利殿の屋根のふき替え工事が9月から行われていました。
屋根には、薄い木の板を何枚も重ね合わせる「こけらぶき」と呼ばれる手法が用いられていて、屋根の上の鳳凰などの金箔も貼り直され、新たな装いとなり公開されています。
金閣寺の正式名称は、鹿苑寺(ろくおんじ)。
金閣寺は、室町幕府三代将軍義満が権力と財力を尽くして建てた寺院で、建物の第一層は藤原時代の寝殿造り、第二層は鎌倉時代の書院造り、第三層は禅宗仏殿造りと独特の建築様式です。
金閣寺は、清水寺とともに京都観光を代表する寺院です。
コロナ前までの金閣寺の参拝者数は年間約500万人といいますから、連日1万人以上の方がお参りされていたことになるからすごいですね。
境内にある池の名前は、鏡湖池(きょうこち)。
池の石は、足利義満の求めに応じて全国の守護大名が献じたものといわれています。
雪は、降ったりやんだりの朝でした。
後方の衣笠の山々も、モノトーンの世界。
2020年もいよいよ大晦日です。
今年はコロナで明け暮れた厳しい1年でした。
来る2021年がよい年であるよに願っています。
皆様よいお年をお迎えください。
京都特派員 Akio
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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