【コロナウイルス関連情報】予防接種(バイエルン州の場合)
バイエルン州での予防接種申込みの方法など
ドイツでは、80歳以上、リスクのある人が優先で予防接種を受けることになっています。
電話での受付に加え、今週月曜日(2021年1月11日)より、すでにインターネット上での申込みも開始されているのですが、関心が高く、ネットでのアクセスも回線が悪くてできないこともあったりするようです。
まずは、70歳以上の人、またはリスクのある人、医療関係者のみが申込みをするように、とのこと。
問題は、ネット上での予約は、一つのメールアドレスにつき、一人しか申込めないということ。
たとえば、高齢の親を持つ人が両親に代わって二人分申込むということが不可能なのです。
つまり、新たにメールアドレスを登録するか、既にふたつ以上のアドレスを持つ親族が代わって、またはそのメールアドレスを用いて登録をすることになる、という不便さ(勿論、今までのように、電話でも申込みが出来ます)。
ただしこれは登録するのみであり、実際の予防接種の予定日は1月20日以降に、優先グループの順に割り振られます。
バイエルン州における予防接種を行う場所
バイエルン州で100箇所近くの予防接種を行う場所が例えば見本市会場などに設置されています。
レーゲンスブルク市には、2箇所、そのうち1箇所目は年に2回市民祭が開催されたり、サーカスなどが来たりする、ドュルト広場。もう1箇所は、市役所の別館です。
バイエルン州へのワクチン配達、実際の摂取者数について
1月21日の今日、予防接種に関する情報をニュースで探してみると、予定されていたワクチン(ファイザー、ビオンテック)が入手できないものもあり、たくさんの予約が取り消される結果となっているようです。
20日(水曜日)の予防接種開始に対し、15日(金曜日)になって初めて、予定されていたワクチンの数全てを届けることが出来ない旨連絡があり、19日(火曜日)の午後になって初めて配達される正確な数が分かった、とのこと。
たとえばミュンヘンだけででも、初日の予防接種の予定のうち1,000件をキャンセルする形になったのだそうです。
モデルナのワクチンは、すでに1月12日9,600本バイエルンに届けられており、来週14,400本、2月1日の週に36,000本、2月15日の週に106,800本が予定されています。
予定では、2月中旬までに、老人ホームなどの施設の住人及び、職員のうち、希望者は全員予防接種を受けることができる予定です。そのうち、ほぼ半数は既に摂取済み。
ドイツ全体では12月27日から、毎日予防接種が行われており、ロバート・コッホ研究所の報告では、累計1,297,730人が摂取済み。これはドイツ全体の人口比で見ると、1.51%に当たります。バイエルン州に限っては、人口の1.72%が摂取済みです。(1月21日現在)
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