真紅の回廊・キリシマツツジが満開!「長岡天満宮」

公開日 : 2021年04月16日
最終更新 :
筆者 : Akio

いま、長岡京市の長岡天満宮・八条が池では、キリシマツツジが見頃を迎えています。(2021年4月15日撮影)

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長岡天満宮の建つ長岡京市は、都が置かれていた地で、平安京前の10年間は都が置かれていました。

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長岡天満宮は、天満宮という名の通り菅原道真公が祀られています。

道真公は 太宰府へ左遷される時 この地に立ち寄り、

「わが魂 長くこの地に とどまるべし」と詠まれています。

石段を上がると、満開のキリシマツツジの風景が広がります。

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キリシマツツジ咲く八条が池は、長岡天満宮境内の東にひろがります。

八条が池は寛永15(1638)年に八条宮智忠親王によって築造された灌漑用の池です。

外周は約1㎞、貯水量は約35000トンあると伝わっています。

豊かな池を二分する中堤は参道として使われていて、中央参道にある石太鼓橋は加賀藩「前田候」の寄進と言われています。

池には檜で作られた水上橋があります。観覧用の六角舎の建物もあり、そこからは池が一望できます。

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長岡天満宮の「キリシマツツジ」は、樹高が約2.5mあり、推定樹齢は170年前後。

参道の南北2列に植えられていて、約100株が全長約60mにわたり群生しています。

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《花言葉は燃え上がる愛》

キリシマツツジは、九州の山ツツジとミヤマキリシマを交配して生まれたツツジ。

鮮やかな紅色が、青空に映えています。

桜と同じく見頃期間が約1週間くらいと、とても短いのが特徴です。

池の畔では、八重桜と青もみじも美しい色を見せています。

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《筍料理の老舗 「錦水亭」》

長岡京市は筍の産地です。

八条が池の南側には、明治14(1881)年創業の筍料理の老舗 「錦水亭」があります。

春は朝堀りの、たけのこを使った「たけのこ料理」が楽しめ、夏・秋・冬には厳選された旬の素材を使った京料理が楽しめます。

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【錦水亭】

・住所: 〒617-0824 京都府長岡京市天神2-15-15

・TEL: 075-951-5151

・FAX: 075-951-2525

・営業時間: 11:30~21:00(L.O. 19:00)

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以上、見頃を迎えた長岡天満宮・八条が池のキリシマツツジでした。

【長岡天満宮・八条が池】

・住所: 京都府長岡京市天神2丁目15-13

・アクセス: 阪急京都本線「長岡天神」駅下車徒歩約10分

◎散策自由。

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筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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