【京都】糸桜咲く京都御苑

公開日 : 2024年03月31日
最終更新 :
筆者 : Akio

京都市内も気温の上昇と共に次々と桜が咲いて来ました。
3月30日、京都御苑(御所)へ「糸桜」を見に行きました。
京都御苑は、平安京遷都以降、約1200年にわたり歴史を紡いできた
京都の街の真ん中にあります。

「糸桜」の咲く場所は、京都御苑の北側、今出川御門を入ってすぐの所で
鎌倉時代から天皇に仕えて来た朝廷、近衛家邸宅跡です。

ここには、枝垂れ桜の大木が約30本あり、御苑で一番早く咲き始めます。
桜の周りには沢山の人だかりです。

御苑は南北朝時代より500年もの間、天皇のお住まいとなり、
その周囲には200余の宮家や公家の邸宅が立ち並ぶ雅やかな都の中心でした。

明治維新で天皇が東京に移られる同時期に近衛家も東京に転居されましたが、
以来、糸桜と近衛池のみが残っています。

糸桜は名の通り、絹糸が枝垂れる様な繊細な桜。

光の中に風に揺れる糸桜は、
まさしく平安の時へと思いをはせる桜です。

京都御苑はとても広くて、東西約700メートル。
南北は丸太町駅から今出川駅のひと駅分に相当する距離です。
緑豊かな公園は、京都の人々にとって憩いの場です。

糸桜は、見頃を迎えつつありますが、御苑では約1000本もの桜が
(シダレザクラ、サトザクラ、ギョイコウ、ヤマザクラ)次々と咲いて来ます。

京都御苑(御所)
境内散策自由
「糸桜」の咲く場所

京都御苑の北側今出川御門を入ってすぐの所。
アクセス

〇今出川駅6出口から徒歩約8分。
〇丸太町(京都市営)駅2出口から徒歩約12分。
〇出町柳駅4出口から徒歩約20分。
駐車場
有り 有料

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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