【京都】「車折神社」?さあ?何と読むでしょう。

公開日 : 2024年03月23日
最終更新 :
筆者 : Akio

車折神社?? くるまおれ? しゃせつ?。。。。
さてなんと読むでしょうか。
読み方は「くるまざきじんじゃ」と読みます。
車折神社では早咲き桜が咲いています。(3月21日撮影)
車折神社の境内は、いろんな種類の桜が次々と咲いて来る所ですが、寒い日が続いている事からでしょうか、
例年に比べ開花は少し遅れ気味かと思います。

なぜ車折神社と呼ばれるようになったのでしょうか

鎌倉時代に後嵯峨天皇が牛車で嵐山を訪れたときに、神社の前で牛車をひっぱる部分が折れてしまいます。
天皇はご祭神に気づかず前を通った非礼を詫び、「車折大明神」の号と正一位を贈られたことから
車折神社(くるまざきじんじゃ)と、呼ばれるようになったといわれています。

車折神社の歴史

車折神社のご祭神は、平安時代末期の貴族であり、儒学者であった清原頼業(きよはらよりなり)。
当時の都を代表する一流の知識人でした。
その頼業公の菩提を弔うために建てられた廟(びょう)がこの神社の前身になります。
廟(びょう)には、頼業公が桜の木を愛でていたことから、たくさんの桜の木が植えられました。
以来、春になると桜が咲き乱れることから「桜の宮」とも称されてきました。

ここは芸事・学業・金運・良縁などに、ご利益のあるパワースポット

車折神社は、芸事・学業・金運・良縁等にご利益のあるパワースポットとしても有名で、
境内にある芸能神社には多くの芸能人の方から玉垣が奉納されています。

早咲き桜咲く車折神社。
これからの月末から月初めにかけて次々と、いろんな種類の桜が咲いて来ると思います。

車折神社

住所
京都市右京区嵯峨朝日町23
拝観時間
境内自由(社務所受付9:00~17:00)
拝観
境内無料
アクセス
〇電車 京福電車嵐山線「車折神社」駅下車 徒歩すぐ
〇バス
京都駅から→京都バス 71・73・74系統「車折神社前」下車 徒歩すぐ
駐車場
数台駐車場有

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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