7月の緑に映える三重塔「浄瑠璃寺」
今日から7月ですね。月日の過ぎるのが、とても早く感じます。
京都府木津川市加茂町当尾の里の浄瑠璃寺です。
浄瑠璃寺の創建は、平安後期の西暦1047年。
浄瑠璃寺の庭園は、極楽浄土を表現しています。
梵字の阿字をかたどったと云われる宝池を中心に配し、西に本堂・九体阿弥陀仏を安置し、東に三重塔・薬師如来像を祀るという当初のままの形を残しています。
周囲の自然環境と共に四季折々の美しさを見せるところから国の特別名勝に指定されています。
《7月の緑に映える三重塔》
浄瑠璃寺や岩船寺のある当尾地区は、京都府の南端で奈良県と境を接する位置にあり、古寺や鎌倉時代の石仏が点在していて石仏を訪ねるハイキングコースとしても人気があります。
この地域は古くから南都(奈良の別称)の影響を強く受けてきて、世俗化した奈良仏教を憂う僧侶が草庵を結び、それがやがて寺院となり「塔」の屋根が建ち並んだことから、「当尾(とおの)」と呼ばれるようになりました。
当尾の里は、行政的には京都府に属しますが、浄瑠璃寺から1km進めば奈良県です。
浄瑠璃寺に広がる緑の世界。
梅雨の雨に洗われた緑がきれいです。
ここには奈良とも京都とも違う、静かな時の流れがあります。
【浄瑠璃寺】
・住所: 〒619-1135 京都府木津川市加茂町西小札場札場40
・アクセス: JR「加茂駅」より徒歩約1時間9分。または、コミュニティバス当尾線「浄瑠璃寺前」下車すぐ。JR・近鉄奈良駅からは急行バス 「浄瑠璃寺」下車すぐ
・駐車場有: 300円
・拝観料: 境内無料。本堂への入場のみ有料
・開門時間: 9:00~17:00
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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