フランス語学習⑧単語の暗記 自分で録音聞き流し
単語をたくさん覚えるために、ノートに書き込んだりいろいろと工夫していると思います。フランス語読解力を上げるには文法はもちろんですが、どれだけ単語を知っているかが重要になってきます。フランス人と同じように新聞・小説を読んで理解できるようになるにはとにかく単語力が必要。今回は単語を覚える方法のひとつを紹介したいと思います。
■ボイスレコーダーを使う
英語に比べると、日本人向けフランス語参考書で中上級レベルの単語に関するものはあまり豊富とは言えません。
学習アプリを利用するのもいいですが、自分が今必要な単語は習得状況により日々変わっていきますよね。そこで私の場合はボイスレコーダーを使いました。
■単語は自分で読み上げて録音・聞き流し
自分が今覚えたい単語を辞書や参考書から選び、読み上げリストを作ります。リストは簡単なものでいいので、ノートなどにフランス語と日本語の意味を手書きします。次にボイスレコーダーを使って自分でリストを読み上げてオリジナルの聞き流し教材を作るのです。
フランス語 → 日本語
日本語 → フランス語
フランス語 → 日本語 → フランス語
自分の好みで読み上げる順番を決めます。
もちろん、気になる単語、覚えにくい単語は
フランス語 → 日本語 → フランス語 → 日本語......
このように何回でもその単語だけ繰り返し読み上げて録音。
単語の意味を暗記するだけならば、テンポよく読み上げて空白時間を少なくし、効率よく聞けるようにします。
1本の録音での単語数、繰り返す回数も、好きに決められるのがオリジナルのいいところです。
単語の読み上げリストを手書きする
リストの単語を読み上げる
実際、この作業中にいくつか覚えてしまった単語もありました。
自分でリストを手書きする過程も単語を覚えるのに役立ちました。
その後、この「オリジナル単語教材」を聞きます。何かほかの事をしながら繰り返し聞いたり、じっくりと頭の中で単語のスペルを確認しながら聞いたり。
何度も聞いた後、「覚えにくい単語だけのリストを手書き・録音・聞く」を繰り返します。
すでにあらゆる学習でボイスレコーダーを使っている人も多いと思いますが、自分に必要な単語だけを効率よく覚える方法のひとつとしておすすめです。一度ぜひ試してみてください。
筆者
フランス特派員
ティエリー
南フランス / コートダジュールでフランス人の夫&猫と暮らしています。現地から素敵な写真、おいしい写真もお届けしています。
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