コロナ&ウクライナ情勢に関わるフランスの現状2022年4月

公開日 : 2022年04月05日
最終更新 :

フランスでは、サニタリーパスが廃止されマスクの着用義務がほとんどの場所で必要なくなりました。

(*まだ公共交通機関や病院などではマスク着用義務があります。)

人混みの様子は町の中でも、電車の中でもコロナ発生以前のフランスに戻ったように感じます。

それでも自主的にマスクをするフランス人も時折みかけるのが現状です。

またフランスの会社ではリモートワークが続いているのも現状です。

職種にもよりますが、出社は週に2回ほどという会社員が多いようです。

フランス社会の雰囲気は表面的には元どおりになりつつありますが、

同時にウクライナ情勢の影響で、スーパーやレストランで商品の値段が顕著に上がっていいるといわれます。

こういう状況になると、治安の悪化にもつながります。

フランスの地方都市などは、これまでパリと比較すればどちらかというと

安全な場所でありましたが、先日もレストランのテラス席で、テーブルの上に

携帯電話を置いていたお客が、通行人により携帯が盗まれたという話を聞きました。

海外旅行、海外生活、襟をただして、少し気をつけるようにする時期でもあります。

でも気をつけることばかりに気をとられるとせっかくの海外旅行が楽しめないのでは残念です。

所持品などあまり派手なものは控え、通りの真ん中で、携帯マップに釘付け姿にならないようにしましょう。

これからはフランスは日差しのきつい季節でもありますので、

美容を意識する人にとっては大切な帽子や、日傘、手袋などはいかにも観光客姿で目立ってしまう場合もございます。

サングラスなどを着用するだけでも観光客姿が薄らぐような気もします。

そんな対策をファッションを楽しむ感覚で、フランスの町のなかに溶け込むように

日本では抵抗のあるファッションも、フランスではできる、と考えると

旅行の準備も楽しいかと思います。

4月を迎え、フランスの美しさ、楽しさはこれからです。

自由な海外旅行が解禁された際には、ぜひ楽しいフランスの旅になりますように!

Bon Voyage

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ブルターニュ地方 ヴァンヌの街

筆者

フランス特派員

フランスパラディ

トゥールーズ在住18年。フランス政府公認添乗員ガイド。

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