BAROLO NOW!全ては美味しいワインを作るために
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2022年、美食の宝庫ピエモンテ州では猛暑と干ばつに悩まされ農作物に多大な影響を与えています。
そんななか、ワインの王様である赤ワイン「バローロ」の畑では毎日、ぶどう畑の手入れが行われています。
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収穫見込みは、前年よりはるかに少ないと予想されていても、栽培方法は変わりません。大切に大切に育てたぶどうを惜しげもなく間引きます。それはひとえに、美味しいワインを作るため。バローロに限らず、ユネスコ無形文化遺産に認定されている ピエモンテ州 ランゲ、ロエロ、モンフェラート地区のあちらこちらでDiradamento(ディラダメント)とよばれる間引き作業が行われています。
![35FC1425-7F49-4345-ABE7-A01084AF706C.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/torino/assets_c/2022/08/35FC1425-7F49-4345-ABE7-A01084AF706C-thumb-730xauto-611903.jpeg)
私は毎年お手伝い後、間引かれたぶどうを各品種ごとにおすそ分けしてもらいます。それらへ新しい命を吹き込むごとく、ジュースやジャム、お菓子へと変貌させ、みんなで一緒に頂きます。田舎生活の醍醐味です。スローフード スローライフ。健康第一! そしてプライスレスな豊かな暮らし。それらを取り囲む家族、友人に感謝の日々です。
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筆者
イタリア特派員
YUCA
イタリア ピエモンテ州 アスティ在住。 フードスタイリストとして活動15年目、アスティにて起業。
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