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山梨特派員ローマへ行く~2022秋〈その6〉サッカー観戦セリエA
ボンジョルノ~北杜・山梨特派員の水月です。
「山梨特派員ローマへ行く~2022秋」シリーズ第6弾は「サッカー観戦セリエA」です。
サッカーの国イタリアに来たら、ぜひイタリアプロサッカーリーグ「セリエA」をスタジアムで観たいですよね。
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セリエA観戦のまえに
さて。セリエAをスタジアムで安全に楽しむために、注意しておきたいことが3つあります。
- 1 応援するチームのサポーターになりきる
大好きなチームがどうしても観たいという方は別ですが、とにかく生でセリエAが観たい、という方は、応援するチームを決めてサポーターになりきりましょう。その方が断然楽しいし、現地サポーターからも仲間なんだと思ってもらえるので、トラブルに巻き込まれることも少なくなります。
観戦グッズを身につけるのも、いいですね。
ちなみにわたしは「SSラツィオ」の空色のキャップをかぶり自前の空色のパーカーを着て、パートナーは空色のユニフォームを着ました。これで「わたしたちは、ラツィオのファンだよ。仲間だよ」とアピールすることもできます。
- 2 デイゲームを選ぶ
セリエAのナイトゲームは夜遅く、21時キックオフなんてことも通常です。帰りが真夜中になるので、公共交通機関が利用できるか、タクシーがつかまるかなど不安要素が大きくなります。
なので、昼間に行われるデイゲームをおすすめします。
- 3 ローマダービーはあきらめる
ローマのあるラツィオ州には、セリエAのチームが2つあります。「ASローマ」と「SSラツィオ」です。
心から応援するチームを愛するイタリア人サポーター。応援に熱が入ってファン同士が敵対してしまうこともあるといいます。危険なシーンを避けるためにも、ローマダービーはあきらめておいた方が安全でしょう。
スタディオ・オリンピコへ let's go!
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さあ、いよいよラツィオのホームスタジアム「スタディオ・オリンピコ」に到着です。
1960年に開催されたローマオリンピックの会場として造られ、1990年にはサッカーワールドカップの会場にもなりました。2001年のセリエAでは「ASローマ」にいた中田英寿が、調子を崩したトッティに代わって後半途中出場しゴールを決め、ローマを優勝に導いたといわれています。そんなドラマを生んだスタジアムでもあるんですよ。
現在、「ASローマ」と「SSラツィオ」双方のホームスタジアムとして使われています。
さあ、入場しましょう。忘れちゃいけないのは、プリントアウトしたチケットとパスポート。入口でチェックされます。
ペットボトルは持ち込み禁止で、持っていた水を没収されてしまいました。
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スタジアムへの階段を上るときって、ワクワクしますよね。
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うっわ~! なんて気持ちいいスタジアムなんでしょう。デイゲームにして大正解でした。
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試合は、ラツィオvsスペツィアです。
ラツィオのクラブエンブレムは、鷲。試合前には、本物の鷲が空を舞い、スタジアムに降り立ちました。毎回試合前に行われるラツィオ名物のアトラクションなんですね~かっこいい! 驚きました。
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さあ、試合開始です。終始ラツィオ優勢で、応援の声も熱気にあふれています。
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ゴーーール! ラツィオに3点目が入った瞬間です。
1点目と2点目は、一緒にこぶしをあげて歓喜していたので写真はありませんでした。
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スタジアムじゅうが、湧いています。この試合、4-0でラツィオが勝利をつかみました。
名残惜しい気もしましたが、タイムアップの笛が鳴る前にスタジアムをあとにしました。
これも、混雑したスタジアムやバスのなかで起こる危険を回避するためです。
用心しすぎと思われるかもしれませんが、ここは異国の地。サッカー愛も、日本とはまるで違います。できる限りの注意を怠らない。そういう姿勢でのぞんでこそ、楽しく観戦できるというものです。
それにしても、サッカーもおもしろかったけれど、サポーターの大歓声や合唱、すごかったなあ。スタジアムじゅうがひとつになる一体感をその場で感じることができて、ほんとうに感動しました。
ぜひ、サッカーの国イタリアでセリエA、楽しく観戦していただきたいです。
☆「山梨特派員ローマへ行く~2022秋」シリーズバックナンバーはこちら
第1回 「旅の始めに」
第2回 「市場を楽しむ」
第3回 「バスの乗り方」
第4回 「ピンポイントスポット」
第5回「アッピア旧街道巡り」
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筆者
山梨特派員
水月
2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。
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