ヨーロッパでのドライブとレンタカーの基本
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公開日 : 2023年01月20日
最終更新 :

3. ヨーロッパでのレンタカーの借り方・返し方

国際免許証の取得は忘れずに

国内で終わらせておく作業は国際免許の取得のみ。ただ、国際免許はあくまで日本の免許の翻訳なので、日本の免許証もお忘れなく。

予約は日本で済ませるのがおススメ

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他の国と同じようにあらかじめ旅程がきまっている旅の場合、レンタカー予約は日本でしていく方が安心です。ほかにも、地元のローカル会社があります。大手は支店も多く、万一故障したときにも、すみやかに修理または車の交換を行ってくれます。また、無料で乗り捨て(ワンウエイ・レンタル)できる都市もかなり自由に選択できます。一方、ローカル会社は、乗り捨てのできないところもあるが、そのぶん料金は安く、大手の約半額などという会社もある。旅のスタイルに合わせてセレクトしてください。以下はヨーロッパの主なレンタカー会社です。

ヨーロッパの主なレンタカー会社

レンタカーを借りる際は保険加入を

慣れない外国での運転だから、保険には必ず入っておきましょう。それもすべてのケースについて補償のある保険Full Protection をかけること。契約書にサインする際には、保険の欄の確認を忘れずに。またドライバーが複数の場合は全員の名前を記入しておきましょう。これを怠ると、名前が書いてない人の運転中の事故には保険金が支払われないことになってしまいます。

ヨーロッパのレンタカーに関してのFAQ

レンタカーを借りるための年齢制限はありますか?

各レンタカー会社ではレンタル利用可能最低年齢を設けています。大手レンタカーチェーンでは、25歳以上のレンタルが基本となりますが、21歳以上であれば追加料金を支払うことでレンタルが可能です。レンタカー会社によって若干の違いがあり、アメリカ本土のみに展開するレンタカー会社だと、違った規定を設けている場合があります。

交通違反の取締りで気を付けることはなんですか?

高速道路には速度取り締まり機があるので注意が必要です。罰金が科せられると、レンタカー会社からクレジットカードで引き落とされてしまいます。

事故やトラブルに巻き込まれたらどうしたら良いですか?

レンタカーを借りる際に、パッケージタイプの保険に加入していれば、大概の事態に対応してもらえるので心配はないでしょう。まず、レンタカー会社への連絡が必要ですが、英会話が充分でない場合でも、日本に営業所を持つ大手レンタカー会社であれば、24時間日本語サービスのフリーダイヤルを持っているので安心です。必ず、出発前に書きとめて、ドライブ中は、すぐにわかる場所に携帯しておきたい番号です。

まとめ

ヨーロッパのドライブ・レンタカーについてまとめてきましたが、実はヨーロッパ旅行で一番厄介なのは国境を越えるとルールが微妙に変わるところです。事故やトラブルにまきこまれたらせっかくの旅が台無しになってしますので、憧れのアルプスやシエラネバダを運転しているときでもしっかり交通ルールを守って、自由な旅を楽しんでください。

筆者

上原 康仁

登山関連情報の発信が多いです。

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