【京都】雪の「天竜寺」から竹林の小径

公開日 : 2023年01月27日
最終更新 :
筆者 : Akio

前ぺージの続きです。雪の日、嵐山の世界遺産の「天龍寺」に入りました。
嵐山は、「清水寺」や「金閣寺」などと並んで京都観光の人気エリアです。
そんな嵐山「渡月橋」近くに「世界遺産の天龍寺」はあります。

「天龍寺」は、暦応2年(1339年)に後醍醐天皇の菩提を弔うために足利尊氏を開基とし、
夢窓疎石を開山として開かれた歴史のある寺院です。
所は京福電鉄・嵐山駅の目の前に大きな「天龍寺」の大きな石碑があり、そこから入って行きます。

天龍寺は広い境内に、様々な建築物や庭があります。
建物の中には、参拝受付がある庫裏(くり)から入り、雲龍図が描かれている法堂(はっとう)、
床の間に達磨図が掛けられている方丈などを巡ることができます。

また、庭園から方丈の中を見れる様に開放的な作りにもなっています。

※法堂は、普段は土曜日・日曜日・祝日のみ公開。

方丈を通って進むと、目の前に嵐山を借景にした曹源池庭園が広がります。
曹源池庭園は西芳寺(苔寺)も設計したとされる夢窓疎石の作庭による庭園で
国の史跡・特別名勝第一号に指定されています。

冷え込んだ気温の中に、冬の日ならではの
美しい景色が広がっていました。

境内を進んで、多宝殿を過ぎると「百花苑」があります。
「百花苑」はその名の通り四季を通じて様々な花が咲きます。
この日、雪の中に花の色が映えていました。

境内を進むと、百花苑の先には北門があります。
そこから嵯峨野の人気スポット「竹林の小径」に出られます。

竹林の小径は、天龍寺の北側から、野宮神社を経て大河内山荘まで続く小道です。
「竹林の小径」の名が定着する前は「嵯峨野の竹林」とか「竹の道」など、
さまざまに呼ばれていましたが、現地に設置された道標に「竹林の小径」と明記されてからは、
それが正式名称となったようです。
以上、雪の日の天竜寺から竹林の小路でした。

天龍寺
住所
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
アクセス
京福電鉄嵐山線「嵐山」駅下車前
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅下車徒歩13分
阪急電車「嵐山」駅下車徒歩15分
参拝時間
(庭園) 8:30~17:00 (受付終了16:50)
参拝料金
【庭園(曹源池・百花苑)】 高校生以上:500円小中学生:300円未就学児:無料
【諸堂(大方丈・書院・多宝殿)】 庭園参拝料に300円追加

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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