【京都】嵐山エリアに咲く河津桜「清凉寺」

公開日 : 2024年03月10日
最終更新 :
筆者 : Akio

嵐山エリアの清凉寺に咲く、白梅と河津桜を見に行って来ました。(写真は3月10日撮影)
清凉寺は、嵐山からまっすぐに進んだところにある寺院。
建てられたのは寛和3(987)年。光源氏のモデルとされる源融の山荘跡に建つお寺です。
開放的な境内では、仁王門や多宝塔まわりでは、梅や早咲きの河津桜が咲きます。
また3月後半からは、ソメイヨシノが咲き、一切経蔵の隣ではしだれ桜も咲きます。
仁王門は、本瓦葺きの二階二重門。
初層には室町時代の仁王像、上層には十六羅漢像が祀られています。

仁王門をくぐると正面に本堂、周囲に阿弥陀堂、多宝塔などの
歴史ある建物が見えます。

梅と桜の競演

今、多宝塔の辺りでは、満開の白梅と早咲きの河津桜が咲いています。

多宝塔前には紅梅と白梅があるのですが、紅梅の見頃は終わっていて
白梅は満開です。 

そして、こちらは河津桜。

光源氏のモデルとも言われる源融

また、河津桜咲く多宝塔の裏には、平安時代初期から前期にかけての貴族、
源氏物語で光源氏の実在モデルの有力候補とも言われる
源融(みなもとのとおる)の墓があります。

3月に入って、冬に戻った様な気温の京都ですが、
梅と河津桜の競演に、いよいよ春がやって来るんだと実感しました。

清凉寺

住所
京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町
拝観時間
9:00~16:00
拝観料
境内自由/本堂の拝観料400円 釈迦如来立像の拝観料1000円、霊宝館の入館料400円
アクセス
JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅より徒歩約15分。
京福電鉄嵐山駅より徒歩約15分
徒歩で渡月橋からは15分程度

筆者

京都特派員

Akio

京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。

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