初めてのイギリス旅行でおさえておきたい旅の予算とエリア別の魅力をご紹介!

公開日 : 2023年02月10日
最終更新 :
筆者 : れんこん

世界でも有数の人気観光地、イギリス。
今回は旅行にかかる予算の目安とイギリス各地の都市を紹介していきます。
旅行の予算はホテルの立地やグレード、またレストランの選び方など、何に重きを置くかによって異なってくると思いますが、計画の参考になれば幸いです。(※£1=160円として計算しています。)

旅の予算の目安

5泊7日(オフシーズン)を想定すると、航空券(乗り継ぎ便利用)と宿泊費、ロンドン市内の交通費を合わせておよそ25万円(筆者調べ)から、それに加えて飲食代や観光代などが必要となってきます。行く時期や予約のタイミング、ホテルの立地やグレードなどで大きく幅があるので、この場合ばかりではありませんが、ひとつの目安としていただけると幸いです。
円安やインフレなどの影響を受け、数年前と比べると価格が全体的に上がってきていることは事実です。

航空券

シーズンオフの冬を例に東京ーロンドン間の往復の代金を見てみると、直行便だと25万円ほどから。乗継便を利用すると15万円ほどから販売されてます。価格差が大きく出る項目なので、時間に余裕のある場合は乗継便を積極的に利用していきたいところです。

宿泊費

宿泊場所の立地やグレード、シーズンかオフシーズンかによって大きく値段が変わりますが、ロンドンの一般的なホテルは1泊£100前後(約1万6千円)を基準に、ご自身の希望と照らし合わせて探していくことになるかと思います。
ほかにはゲストハウスやAirbnb(通称エアビー)という民泊業態も非常に盛んです。ホテルよりも安く宿泊できる場合もあるので候補に入れておくと選択肢が広がります。

※ホテル詐欺にご注意ください。ネット上で一見普通のお部屋に見えますが、実は全く違うお部屋であったり、実在しない物件の可能性もあります。妙に安すぎたり、口コミ件数が極端に少ない場合などは注意が必要です。

飲食店

あくまでも目安ですが、カフェでカフェラテ1杯が£3(約480円)、パブでのビール1杯が£6(約960円)くらいです。ランチはカジュアルなレストランで£15(約2400円)、少しいいレストランだと£30(約4800円)ほどかかります。アフターヌーンティは£30-70程(約4800-1万1200円)とお店によって幅があるので、ラグジュアリー度によって選べます。

現地で参加するオプショナルツアー

ロンドン発で地方都市を訪れる日帰りバスツアーが催行されています。時間や予算に余裕がある場合は参加してみましょう。コッツウォルズ、オックスフォード、ストーンヘンジ・バースなどの場合は£100(約1万6000円)前後で参加することができます。大都市ロンドンとは異なる地方都市ならではの体験ができるのでおすすめです。

イギリスのエリア別の魅力

ロンドン

国会議事堂やウェストミンスター寺院、バッキンガム宮殿など長い歴史を感じられると共に、ファッションやアート、商業など常に進化し続ける魅力溢れる都市、ロンドン。世界中から人が集まり文化が混ざり合う刺激たっぷりの街です。何泊いても飽きることのないエネルギーを感じられます。

イングランド南部

イギリス海峡をのぞむ南海岸地方には白亜の断崖が美しいセブンシスターズが。その美しさから一生に一度は見てみたい絶景としてしばしば名前が挙がります。近くの町ブライトンは、夏場になるとビーチを求めて多くの観光客が、また他にもタイタニック号出港の街として知られるサウサンプトンや、南西部にあるコーンウォールなども人気の観光地です。

イングランド中央部

英国ののどかな原風景を見ることができるコッツウォルズ。広大で緩やかな丘隆地帯に小さなかわいらしい村々が点在しています。車がないと村を回っていくことが難しいため、観光にはバスツアーがおすすめです。またストーンヘンジ、オックスフォード、ケンブリッジなど名だたる有名観光地があるのもこのイギリス中央部です。

イングランド北部

ピーターラビットの故郷として知られる湖水地方があるエリアです。多くの湖が点在しており、緑豊かな散歩道を歩けば美しさに心が癒されます。自然のエネルギーを感じながら2、3泊ほどゆったりと滞在したい場所です。ビートルズの故郷・リヴァプールやサッカークラブで有名なマンチェスターもイングランド北部にあります。

ウェールズ

中世の香りが漂う北ウェールズではカーナヴォン城やコンウィ城など古城巡りが楽しめます。またウェールズの最高峰スノードン山はイギリス中からハイカーたちが集まってくる人気の山。羊たちを眺めながらゆく美しい登山道が魅力です。登山鉄道で登ることもできるので山歩きが苦手な方でも大自然を感じることができます。

スコットランド

スコットランドの首都エディンバラは、まるで中世にタイムスリップしたかのような街並みで、歴史的な建物が残る旧市街と、18世紀以降に造られた新市街とのコントラストは圧巻。他の都市では見ることのできない唯一無二の素晴らしさです。本場のスコッチウィスキーを味わうことも忘れてはいけません。

以上、旅の予算とイギリス国内エリア別の魅力を紹介しました。ロンドンだけでなくどのエリアも魅力たっぷりのイギリス。どうぞ素敵な滞在をお過ごしください!

監修:地球の歩き方

筆者

イギリス特派員

れんこん

2019年からロンドン在住。ロンドンの街中や旅先ではひたすら歩き回ることを得意としています。

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