タイの首都バンコクの中心街ラチャプラソン地区の寺社巡り~八福神参拝

公開日 : 2023年09月28日
最終更新 :
筆者 : Taeko

はじめに

皆様、サワディーカー。今回は、タイ・バンコクの中心街、ラチャプラソン地区9ヶ所にある寺社と祭られている8福神を紹介します。ラチャプラソン地区に祭られている神様については、日本語や英語で様々な形で紹介されていますが、本記事は、BTSチットロム駅からセントラルワールドに通じるスカイウォークに設置されている案内版に基づいて作成しました。天気が良ければ、頑張れば、全てを半日で十分まわりきれる、ウォーキングにもバンコク観光にもぴったりのパワースポット巡りになると思いますので、タイ・バンコク滞在の機会のある方で興味のある方は、是非、参拝してみてくださいね。

目次

タイの首都バンコクの中心街ラチャプラソン地区にある八福神巡り(9ヶ所の寺社巡り)について

BTSチットロム駅からセントラルワールドに通じるスカイウォークに設置されている案内版
BTSチットロム駅からセントラルワールドに通じるスカイウォークに設置されている案内版

タイ・バンコクのラチャプラソン地区と言えばバンコク中心街で、おしゃれな飲食店やショッピングセンターが立ち並ぶエリアの1つですが、パワースポットとも言われる有名な参拝場所もあります。在住外国人や外国人旅行者の間では、以下の1、2、6で紹介する「ガネーシャ」、「プラ・トリムルティ」、「エラワンの祠」の3ヶ所が有名でしたが、最近はラチャプラソン地区にあるその他の参拝スポットも合わせて紹介されることが多くなりました。

BTSチットロム駅からセントラルワールドに通じるスカイウォークに設置されている英語の解説では、SHRINEとなっていますので、本記事では「寺社巡り」と書きましたが、タイ語の「ワット(=寺院)」ではなく、「サーン(祠=ほこら)」となっているスポットがほとんどで、敷地が広くありませんので、半日で9ヶ所全てまわりきることも可能です。周辺の気になる飲食店やショッピングセンターにいく時に参拝するのにもおすすめの場所です。

では、上の案内版にある番号順に、各スポットを以下で紹介していきます。

1:GANESH SHRINE


タイ王国内で、「ガネーシャ(象神)」と言えばたくさんの観光スポットがありますが、バンコク都内で「ガネーシャ」と言えばショッピングモール「セントラルワールド」前にあるガネーシャでしょう。商売、学問や芸術における成功の神様(GOD OF SUCCESS)として知られており、毎日、商売繁盛、合格祈願で参拝する人で賑わっています。

Google map表記
Ganesha Shrine
場所
ショッピングモール「セントラルワールド」前
参拝時間
24時間

2:TRIMURTI SHRINE(トリムルティの祠)

ショッピングモール「セントラルワールド」前、ガネーシャのすぐ隣に祭られているのがプラ・トリムルティ(恋愛の神様、GOD OF LOVE)です。毎週木曜日の朝9時半と21時半が1番ご利益あると言われており、赤い薔薇のお花をお供えする人が多く見られます。

場所
ショッピングモール「セントラルワールド」前
参拝時間
24時間

3:UMATHEVI SHRINE(プラ・メー・ウマテウィーの祠)

プラ・メー・ウマテウィー
プラ・メー・ウマテウィー

TRIMURTI SHRINE(トリムルティの祠)の向かい(ラチャダムリ通りを渡ったところにあるスーパー「Big C」前)に祭られているのが、「シヴァ神の妻」であり、「ガネーシャの母」である慈悲の女神「プラ・メー・ウマテウィー(雪山女神、GODDESS OF COMPASSION)です。家庭円満を祈願するとよいと見聞きしています。

Google map表記
Umadevi Shrine
場所
スーパー「Big C」Rajdamri(ラチャダムリ)支店前
参拝時間
24時間

4:LAKSHMI SHRINE(プラ・メー・ラクシュミーの祠)

美しい洋服を着用した神様は、美を願う、富と幸運のヒンドゥー女神様(プラ・メー・ラクシュミー、拉克什米、GODDESS OF WEALTH & FORTUNE)で、ショッピングセンター「Gayson Village」 4階の屋外スペースに祭られています。

訪問時、たくさんの女性が参拝していました。時間帯によるのか、近くでお供え用のお花の販売は見当たりませんでしたが、ピンクの蓮の花が足元の水辺にも浮かべられていて綺麗でした。

Google map表記
Lakshmi Shrine
場所
ショッピングセンター「Gayson Village」4階(屋外)
参拝時間
10:00-18:00

5:JATULOKBAL SHRINE

ショッピングセンター「Gayson Village」4階(屋外)内、LAKSHMI SHRINE(プラ・メー・ラクシュミーの祠)のすぐ隣には、4つの顔を持つヒンドゥー教の神様(四大天王、GODDESS OF 4 DIRECTION)が祭られており、危険から私たちを守ってくれる神様です。

Google map表記
Jatulokbal Shine
場所
ショッピングセンター「Gayson Village」4階
参拝時間
10:00-18:00

6:ERAWAN SHRINE(エラワンの祠、エラワン廟)とプラティナムファッションモール前に祭られているブラフマー神

エラワン祠のブラフマー神
エラワン祠のブラフマー神

続いてご紹介するのは、バンコク最大のパワースポットとも言われる「エラワンの祠(エラワン廟)」で、創造神のブラフマー神(GOD OF CREATION)が祭られているところです。以前、特派員ブログの記事「タイの至る所にある祠の意味と、タイ・バンコクで人気の「エラワンの祠」のご紹介」で紹介したことのある観光スポットです。運がよければ、願い事が成就した人による奉納ダンスも見られます。英語の案内では、6番が2ヶ所ある通り、ブラフマー神は、「プラティナム・ファッションモール」前にも祭られています。

  • 参拝セットは50バーツ(花輪、ろうそく、線香入)

    参拝セットは50バーツ(花輪、ろうそく、線香入)

  • お願い事が成就した人による奉納ダンスの申し込みカウンター。値段は2人260バーツ、8人710バーツ等。

    お願い事が成就した人による奉納ダンスの申し込みカウンター。値段は2人260バーツ、8人710バーツ等。

  • 「プラティナム・ファッションモール」前に祭られているブラフマー神

    「プラティナム・ファッションモール」前に祭られているブラフマー神

Google map表記
エラワン祠
場所
グランドハイアットエラワンバンコク前
参拝時間
6:00-22:30
Google map表記
Phra Phrom Shrine
場所
プラティナムファッションモール前
参拝時間
24時間

7:INDRA SHRINE

タイ文字は、ターウ・アマリントラーティラート、英語では、Amarindradhiraja:アマリンドラディラジャと記載されています。
タイ文字は、ターウ・アマリントラーティラート、英語では、Amarindradhiraja:アマリンドラディラジャと記載されています。

バンコクのラチャプラソン地区のショッピングモール「アマリンプラザ(現在、「Gaysorn Amarin」への改装工事中)」前に祭られている神様は、雷を自在に操る神様(因陀罗神、GOD OF THUNDER)です。厄除けを祈願するとよいと見聞きしています。

空飛ぶ白象「アイラーヴァタ」を乗りこなす神様なので、周りにも白い象がたくさん見られます。
空飛ぶ白象「アイラーヴァタ」を乗りこなす神様なので、周りにも白い象がたくさん見られます。
Google map表記
Phra Indra Shrine
場所
アマリンプラザ前
参拝時間
24時間

8:NARAYANA SHRINE

ホテル「インターコンチネンタル・バンコク」前に祭られている守護神
ホテル「インターコンチネンタル・バンコク」前に祭られている守護神

ホテルの守り神のように祭られているのが、プラ・ナーラーイ・ソン・スバンという神様(纳拉神、GOD OF PROTECTION)です。

Google map表記
Phra Narai Song Suban Shrine
場所
ホテル「インターコンチネンタル・バンコク」前
参拝時間
24時間

最後に

以上、タイ王国の首都バンコクのラチャプラソン地区にある寺社(合計9ヶ所)とそこに祭られている8福神について紹介しましたが、その他にもたくさんの祠と神様が祭られていると思われます。例えば、タイ国家警察本部敷地内にも神様が祭られており、入口にいる警備員に神様に参拝したい旨を伝えると、敷地内に入らせてもらえ、参拝できました。今回、紹介した8福神は、ショッピングや食べ歩き等にも便利なBTSチットロム駅から全て徒歩圏内にあり、自由に、気軽に参拝できますので、ウォーキングも兼ねて出かけてみてはいかがでしょうか。それでは、皆様、サワディーカー。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

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