バンコクの中華街でワニが見られる寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)」

公開日 : 2024年01月29日
最終更新 :
筆者 : Taeko

はじめに

みなさま、サワディーカー。もうすぐ、春節(中国の旧正月)ですね。今年は、2024年2月10日で、タイの首都バンコクの中華街が賑やかになってくる頃です。外国人にはあまり知られていない中華街にある寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)を紹介します。

目次

寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)」とは

バンコクの中華街にある「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)は第2級に格付けされているタイの王室寺院です。現在、ワット・サムプレーム(Wat Sam Pluem、วัดสามปลื้ม)の愛称でも知られています。

敷地に入ると、すぐ左手にあるお堂で、地元の人が多く参拝しています。外国人にはほとんど知られていないためか、人が多いと感じることなく、私たち外国人も参拝できます。

古い歴史を持っており、建設当時は「ワット・ナンプレウム (Wat Nang Pleum、วัดนางปลื้ม)」という名称で、中国との交易が盛んだったラーマ3世の時代に、現在の寺院として再建されたのだそうです。

寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)」で見られるワニについて

タイの首都バンコクの公共公園では、時々、オオトカゲが見られますが、バンコクの中華街にある寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)では、オオトカゲではなく、ワニが見られます。

敷地に入ると、ワニ(Crocodile)の場所を示す標識があり、きちんと柵の中に入れられ、飼育されているようです。

寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)にワニがいる理由は、Googleで検索しても、日本語や英語では情報が出てこなかったのですが、タイ人のYoutubeや寺院のタイ語紹介ページWikipediaの情報によると、タイ歴2485年(=西暦1943年)、この一帯はチャオプラヤー川に面しており、道路の冠水が起きた際、ワニが次々と人を襲ったことがきっかけで寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)で飼育することになったようです。

私が訪問した時は、2頭いると思ったのですが、撮った写真を自宅に帰って眺めていると、3頭いることに気づきました。ネット情報によると、4頭見られることもあったそうなので、現在も4頭いるのかもしれませんね。また、私が見たワニ2頭中1頭は口を時々動かす程度で、もう1頭は口を開けた状態のまま、私がいる間微動だにしませんでした。高齢になったということなのでしょうか。詳細は分かりませんが、ワニを見にくる人もちらほら見られ、かつては狂暴なワニだったのだと思いますが、地元の人に愛されているように感じられました。

筆者のインスタグラムにも投稿したのですが、位置情報のところをクリックすると、その他の方が投稿している写真も見られて、広い敷地を有する寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)の様子をより理解できるのではないかと思います。よろしければ、合わせて参考にしてください。

寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)」の情報

寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)」の入口
寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)」の入口
名称
ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)、英語名:Bangkok’s Crocodile Temple、タイ語:วัดจักรวรรดิราชวาสวรมหาวิหาร(読み方:Wat Chakrawatrachawat Woramahawihan)、通称:วัดสามปลื้ม、
住所
225 ถนน จักรวรรดิ Chakkrawat, Samphanthawong, Bangkok, Thailand
開館時間
8:00-16:30
拝観料
無料

最後に

タイ・バンコク観光旅行といえば寺院観光がありますが、今回は、バンコクの中華街でワニが見られる寺院「ワット・チャクラワート(・ラーチャーワートウォラマハーウィハーン)」の紹介でした。バンコクの中華街へ訪問する機会があれば、合わせて、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

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