【ケベックシティ】『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』の撮影地を訪ねて

ドラマでは主人公キム・シンが所有しているホテル。

実際にはカナディアンパシフィック鉄道により建設され、1893年にオープンしたホテルだ。
フランスにあるロワール古城からインスピレーションを受けたホテルで、センタータワーは1924年に増築された。
客室はオープン当時は170室、現在は601室あり、歴代首相や故エリザベス二世や日本の皇族である高円宮様、演歌界からは北島三郎氏まで宿泊したことのあるホテルで、第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦の計画がたてられたホテルであるアッパータウンのランドマーク的存在だ。

内部には主人公のひとり、ウンタクがもの思いにふける踊り場や自分あてに書いたポストカードを投函した郵便ポストも実際にある。

ドラマでキム・シンが「用事がある」と言って行った場所で、キム・シンの歴代家臣、ユ 一族が眠るお墓があるところだ。
実際にはもちろん墓標は立っていないが、シャトーフロントナックホテルや、セントローレンス川が一望できるところ。
ピクニックやひなたぼっこしている人たちも多い。
公園の後ろには、カナダ唯一フランス語で司令が出される、カナダ陸軍第22連隊が駐屯するシタデルがある。

ウンタクがキム・シンに「サランヘヨ（愛している）」と告白した場所で、アッパータウンからロウアータウンに続く階段だ。
滑って落ちたら首を折りかねない・・・という意味でこの名がついた。
この階段の先には北米最古のショッピング通りでもある「プチシャンプラン」があり、ドラマの中で韓国につながっている、最も有名な写真スポットの【赤い扉】がある。

北米最古のショッピング通り。
ケベックシティの中で最も賑わっている通りだ。
そして2016年以降、多くのアジア人がここにある赤い扉の前で写真を撮っただろう。
私が行った日も韓国カップルに続き、韓国からの団体客がここで順番に写真を撮っていた。

ロウアータウンの中心的広場で、ヨーロッパの街並みを彷彿させる。
ドラマ内でキム・シンとウンタクもここを散策した。
『トッケビ』以外では、トム・ハンクスとレオナルド・ディカプリオが共演した映画『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』が撮影され、映画ではフランス北西部の村として、主人公のフランクがクリスマスの日に逮捕されるシーンが撮影された。

ケベック州議事堂の前にある噴水だ。
第4話でこの噴水の近くに置いてあるイスに座るキムシンが、はしゃぎながら手を振るウンタクを見つめて詩を読むシーンがファンの心をわしづかみにした。
実際にはイスはなく、道路の真ん中にあるロータリーのようなところ。

韓国ドラマのロケ地ではなくとも、シャトーフロントナックホテルがあるダルム広場、プチシャンプラン通りや州議事堂付近は1年中観光客で賑わっているので、ケベックシティに宿泊する場合は、少し早起きをして散策がてら写真を撮りに行くのがオススメです！

早起きして行ってみたいカフェは次の記事でご紹介します。

本日は韓国ドラマ『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』でたちまち有名になった、ケベックシティにあるドラマのロケ地をご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

À très bientôt（また近いうちにお会いしましょう）