自然の恵みいっぱいネパールのヤクチーズ

公開日 : 2023年06月23日
最終更新 :

先週、トレッキングコースにもなっているゴサイクンド4380m周辺まで出かけてきました。

途中立ち寄った、チャンダンバリ(シンゴンパ)3350mには、政府管轄のチーズ工場があります。ネパール国内に9ヶ所あるうちの一つ。年間稼働するのは春〜秋まで約半年のみです。その理由は…

チーズの原料となるお乳を出すヤクや牛にとって栄養価が高く新鮮な餌にありつけるのが春から秋にかけて。この間雨期もはさみ放牧地には新しい草が生い茂る。ヤクたちは新鮮な草をお腹いっぱい食み、よいお乳をたくさん出す。チーズはそのお乳を使って作られるため、時期限定での稼働となるのです。

今季は4月半ばに操業開始したばかり。製造したチーズは約45日間熟成したあと市場に出すので、ちょうど今年最初のチーズが出来上がっている頃でした。

自然の恩恵をいっぱい受けているヤクチーズ、カトマンドゥ他都市部でも普通に入手可能です。スーパーや乳製品屋に売られていますので、是非お試しください!

筆者

ネパール特派員

春日山 紀子

2000年よりカトマンズ在住。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。