タイ・バンコクにある「セントラル・ワールド」内でリーズナブルなタイ・イサーン料理が楽しめる!レストラン「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」

公開日 : 2023年09月22日
最終更新 :
筆者 : Taeko

はじめに

みなさま、サワディーカー。今回は、タイ・バンコクの都心部で、500店以上のショップを有する大型ショッピングモール「セントラル・ワールド(Central World)」内にあるタイ・イサーン料理店「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」をご紹介します。イサーン料理は、タイ王国東北部(イサーン地方)で日常的に食べられている料理の総称で、外国人には好き好き分かれるメニューもありますが、大変好まれるメニューもたくさんあります。

目次

タイ・イサーン料理店「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」とは

セントラル・ワールド(CentralWorld)店内の「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」
セントラル・ワールド(CentralWorld)店内の「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」

今回ご紹介するタイのイサーン料理店「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」は、バンコク都内の大型ショッピングセンター「セントラル・ワールド(CentralWorld)」にある他、「CentralPlaza Ladprao」、「CentralPlaza Pinklao」、ナコンパトム県内では「Centralplaza Salaya」にもあります。

セントラル・ワールド店以外の店舗には行ったことがありませんが、いずれも、セントラル系の商業施設内にありますので、暑さや雨を気にせず、食事できそうです。セントラル・ワールド店は、BTS(バンコク・スカイトレイン)の駅直結でアクセスでき、観光客も気軽に入店でき、天井には緑が見えて、座った瞬間、ほっとします。もちろん、エアコンも効いています。この環境でありながら、わりとリーズナブルな価格で食事ができるので驚きました。

では、次に、「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」で食べられるタイ料理と実際に食べた料理を紹介します。

タイ・イサーン料理店「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」のメニュー(一部)

キッズメニューとベジタリアンメニューもある!

左には子どもが喜びそうなキャラ飯。右には、ベジタリアン向けのソムタムやヤムウンセン、パッタイ、カオパット等のメニューまで。
左には子どもが喜びそうなキャラ飯。右には、ベジタリアン向けのソムタムやヤムウンセン、パッタイ、カオパット等のメニューまで。

タイ料理と言えば、青パパイヤのサラダ「ソムタム」が大変有名ですが、ソムタムは、元々、タイのイサーン料理と言われています。

ソムタムの中では、「ソムタム・タイ」が一番癖なく、外国人にも人気ですので、初めての方には、ソムタム・タイをオーダーするとよいと思います。トウモロコシを使ったソムタム・カオポーも比較的食べやすいと思います。タイ人には、少し黒みを帯びた独特の風味のするソムタム・プラーラーが人気ですが、外国人には苦手な人も少なくなく、好みがかなり分かれると思います。

「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」のソムタム・タイは、青パパイヤがシャキシャキしていて、触感が大変よく、甘さも控えめでおいしかったです。また、外国人も多く来るためか、今回辛さは通常でお願いしたのですが、イサーン料理店にしては辛さが控えめと感じました。そのままだと辛いと話す日本人もいるので、辛さに弱いかもしれないと思われる方やお子さんは辛さ控えめ(Less spicy、ペッニンノイ)でお願いするとよいと思います。

さらに、「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」の魅力は、量が多くない点だと思います。逆に言うと、量が少ないのがデメリットでもありますが、ソムタムは辛さも味付けも人によって好みが多少分かれますので、量が多すぎないため、1人1皿のオーダーでもいけそうな量なのは有難いと感じました。

ソムタム・タイ(青パパイアのサラダ)、Spicy Vegetarian Papaya Salad Dressed with Soy Sauce、90thb
ソムタム・タイ(青パパイアのサラダ)、Spicy Vegetarian Papaya Salad Dressed with Soy Sauce、90thb

この日は2人でシェアしました。今回よく確認せず、ベジタリアンメニューのページにあったソムタム・タイを注文してしまいましたので、別のページにあったであろうソムタム・タイを頼んだ場合とでは、少し異なるかもしれません。甘酸っぱさを兼ね備えたソムタムを食べると、暑さや疲れが和らぎます。

おいしそうな前菜メニューがいっぱい!

前菜メニュー(一部)
前菜メニュー(一部)

前菜メニューのページには、お酒のおつまみにもなりそうな、お肉料理がたくさんあります。今回は左下に掲載されていた揚春巻を頼みました。

ポピアトート・ラープガイトート(鶏肉のスパイシーサラダ入揚春巻)、95thb
ポピアトート・ラープガイトート(鶏肉のスパイシーサラダ入揚春巻)、95thb

「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」の揚春巻は、他のレストランとは異なる形状で、指の太さ位の細い揚春巻きでした。通常のポピアトート(揚春巻)ではなく、ラープガイトートと語尾についているので、思っていた揚春巻とは異なったのかもしれません。あまりの細さに驚きましたが、経常的には食べやすく、これはこれでよかったです。

筆者は、これまで食べてきたタイの揚春巻もラープの料理も大好きですが、この揚春巻は、タイバジルの風味か、レモングラスか、パクチーの根の使用量が多いのか、その正体はわかりませんでしたが、外国人の私たちには、少し癖のあるハーブを使用している感じがして、少し苦手な風味がありました。

その他、在住日本人に人気のお肉料理がたくさんありました。家族で来ていたら、「ピークガイトート・ナムプラー(ナンプラー風味の鶏の手羽先揚げ)と「コームーヤーン(豚のど肉の炙り焼き)」も注文していたと思います。

鍋料理、汁物(ゲーンカレー)、人気のタイ料理、スイーツもある!

  • タイの鍋料理「チムチュム」

    タイの鍋料理「チムチュム」

  • イサーンスタイルのスープや人気のタイ料理もあります

    イサーンスタイルのスープや人気のタイ料理もあります

  • スイーツとドリンク

    スイーツとドリンク

その他、チムチュムというタイの鍋料理や、イサーンスタイルのスープ等の汁物料理がある他、人気のタイ料理もいくつかあり、グリーンカレーやトムヤムクンも注文することができます。

今回、人気のタイ料理メニューから、「カオジアオ・ムーサップ」という豚ひき肉入り卵焼きと「パックブンファイデーン」という空心菜の炒め物を注文しました。

カオジアオ・ムーサップ、Thai Style Minched Pork Omelette(豚ひき肉入り卵焼き)、120thb
カオジアオ・ムーサップ、Thai Style Minched Pork Omelette(豚ひき肉入り卵焼き)、120thb

カオジアオという卵料理を注文すると、まれに、食べる所がほとんどない脂っこい卵料理になって出てくることがありますが、「カムプーン(Kum Poon、คำพูน)」のカオジアオはちゃんと卵感が味わえて、食べやすくてほっとしました。添えられているソースはおそらくシラチャソースという、ほんのりピリ辛の、タイのホットチリソースですが、これを付けて食べるとまた風味が変わります。

※シラチャソースは、スーパーでも気軽に購入できる調味料で、最近では、タイ旅行のお土産として買って帰る人も増えてきた調味料の1つです。

パット・パックブンファイデーン、Stir-Fried Aquatic Morning Glory(空心菜の炒め物)、120thb
パット・パックブンファイデーン、Stir-Fried Aquatic Morning Glory(空心菜の炒め物)、120thb

空心菜の炒め物も、タイ在住日本人がよく注文する料理のひとつです。タイ在住歴が長くなると頼まなくなるとも言われる料理でもあり、久しぶりに注文しましたが、おいしかったです。

おいしいタイのもち米「カオニャオ」とお会計

右の葉っぱに包まれて出てきたのがタイのもち米「カオニャオ」
右の葉っぱに包まれて出てきたのがタイのもち米「カオニャオ」

この日は、2人で、料理4品(ソムタム、ポピアトート・ラープガイトート、カオジアオ・ムーサップ、パット・パックブンファイデーン)とタイのもち米(カオニャオ)、タイのお米(カオスワイ)、お水(私は氷付き)を注文して、合計約600thbでした。

カムプーン(Kum Poon、คำพูน)、セントラルワールド店(CentralWorld Branch、สาขาเซ็นทรัลเวิลด์)の情報

お店の入口にメニューが置いてあり、入店前にも見ることができます。
お店の入口にメニューが置いてあり、入店前にも見ることができます。
店舗名
カムプーン(Kum Poon、คำพูน)のセントラルワールド店(CentralWorld Branch、สาขาเซ็นทรัลเวิลด์)
住所
Central World, 7/F, Beacon Zone, Rachadamri Road Pathum Wan, Bangkok, 10330, Thailand
アクセス
BTSチットロム(Chit Lom)駅からスカイウォークで直結。徒歩約10分。
電話番号
+66(0)2-646-1044
営業時間
11:00-21:00頃
Facebook(セントラルワールド店の情報)
https://www.facebook.com/Kumpoon.fanpage/

最後に

以上、タイ・イサーン料理店「カムプーン(Kumpoon、คำพูน)」をざっとですがご紹介しました。タイ・イサーン料理店「カムプーン(Kumpoon、คำพูน)」のあるショッピングモール「セントラル・ワールド」と言えば、2023年8月末にタイ初のNITORIが上陸したところです。その他にもたくさんの話題店が入っていますので、ショッピングついでや付近の観光スポット巡りと合わせて行くのにも便利な立地にあります。また、「カムプーン(Kumpoon、คำพูน)」はインテリアの雰囲気もよく、涼しいところで食事ができ、食べやすく、大変おいしい味付けで、価格もリーズナブルなレストランです。タイ・バンコク滞在の機会のある方で、興味を持たれた方はぜひ行ってみてください。それでは、みなさま、サワディーカー。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

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