【京都】秋を訪ねて嵯峨野歩き。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今年の九月は残暑が厳しいですね。
秋を訪ねて嵯峨野へと向かいました。
広沢池のほとりにある神社『兒神社』(ちごじんじゃ)
の石垣から見頃を迎えた萩の花が見えました。
兒神社のすぐ隣には、のどかな風景の広沢池が広がります。
「名月や 池をめくりて 夜もすから」 芭蕉
広沢池は、古くから月見の名所として知られ、池畔からは小倉山や愛宕山など
嵯峨野の山々が見わたせ、四季折々の景色が和ませてくれます。
広沢の池から少し歩くと、嵯峨野の田園が広がります。
あぜ道では彼岸花が咲いています。
この花は、秋の彼岸の日(20日~26日)に合わせた様に咲く不思議な花です。
彼岸花は、「球根」と呼ばれる地下にある球状の部分に養分を貯えています。
そして、秋の彼岸の頃になると地面から茎を伸ばして来ます。
彼岸花は、葉のない真っ直ぐに伸びた茎に、一つの花が咲きます。
見頃が終わると、全て散ってしまい
それからは、花も葉もない時期が長く続く不思議な花です。
暑い日が続いた9月でしたが、早く本格的な秋になって欲しいです。
嵯峨野・広沢池
- 住所
- 京都市右京区嵯峨広沢町
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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