小笠原諸島 気になる台風の影響は?
先日、小笠原諸島近海を大型の台風15号が通過しました。
その影響で2023年10月11日竹芝出港予定だった定期船おがさわら丸は予定を変更して2023年10月13日竹芝出港・14日父島着となりました。
父島出港は予定通りに10月15日出港なので島滞在は1泊と減ってしまい、長期滞在以外の観光の方はほぼ乗船を取りやめたと思います。
観光業にとって痛手だった台風15号は最大中心気圧900hPaと、これまで聞いたことのない数字になる予報で島民としても影響がどの程度出るのか気がかりでしたが、幸いなことに小笠原諸島の東側を通過したことと、かなり距離があったため一時的に風は強く吹きましたが、大きな影響はありませんでした。
台風後は台風一過というような快晴になり、湿度も台風が持ち去ったようで一気に湿度が下がって”秋晴れ”という表現がぴったりな爽やかな気候になっています。
海は影響が出た海岸もある一方、穏やかで泳げる海岸があったり、ボートツアーも14日には再開したところもあるようで、2日遅れで父島に到着した観光の方たちも到着日から小笠原の風景をお楽しみいただけたのではないかと思います。
また島民にとっても生鮮食品を運んでくるおがさわら丸は生活に密着していて、2日遅れで食材が届いた14日の商店はいつも以上に買い物客で賑わっていました。
これでひとまずいつも通りのペースが戻ってきました。
今回、残念ながら乗船を見送った皆さま、いつかリベンジをお待ちしております!
筆者
東京・小笠原諸島特派員
たびんちゅ
元バックパッカー。小笠原諸島に移住して約20年になりました。
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