縄文遺跡で時空を超えたイベント開催!「うめのきウキウキフェスティバル」(山梨県北杜市明野町)

公開日 : 2023年11月09日
最終更新 :
筆者 : 水月

こんにちは~山梨特派員の水月です。
山梨県北杜市明野町で今年2023年11月18日(土)に開催されるイベントのお知らせです。
第1回「うめのきウキウキフェスティバル」略して”うめフェス”。
場所は、縄文時代の遺跡「梅之木遺跡公園」です。

梅之木遺跡公園
(写真提供:YasuoMaeda)
梅之木遺跡公園
(写真提供:YasuoMaeda)

明野町の高台にある、広く気持ちのいい国指定の遺跡公園です。
当日は、ここに「明野あったかマルシェ」の個性豊かなお店が約20店舗並びます。
天然酵母パンやスムージー、ハンドメイドの帽子やポシェット、アクセサリー、インド綿製ガーゼクロスなど、地域の子育て世代の人たちが特技を活かした手作りの楽しいお店ばかりなんですよ。明野町ならではの採れたての野菜の販売や、マッサージなどのリラクゼーションのお店も出店します。

ウォーキングイベント「”飛んでる”フットパス」は、梅之木遺跡公園から朝9時集合でスタートし、古道・御岳道などを巡ります。
古道・御岳道は、江戸時代、金峰山を御神体とした金櫻神社に参拝するために人々が歩いた道で、33体の石の観音像が路傍に立ち道案内をしていたそうです。その観音像を見たり、この土地がたどってきた深い歴史のお話を聞きながら、約7.3㎞を歩きます。

御岳道にある一の鳥居
(写真提供:YasuoMaeda)
御岳道にある一の鳥居
(写真提供:YasuoMaeda)
道しるべの役目をしていた観音像
(写真提供:YasuoMaeda)
道しるべの役目をしていた観音像
(写真提供:YasuoMaeda)

そのほか、「いろいろワークショップ」では、縄文の火おこし体験や縄文服を着て縄文人に変身! などなど、盛りだくさん。

八ヶ岳、南アルプス連峰をのぞむ絶好のビューポイント
(写真提供:YasuoMaeda)
八ヶ岳、南アルプス連峰をのぞむ絶好のビューポイント
(写真提供:YasuoMaeda)

「梅之木遺跡」は、およそ5000年前の縄文時代中期に、人々が暮らしていた場所です。そしてその明野町には、江戸時代の人々が「古道・御岳道」を歩き金櫻神社へ参拝した歴史があります。さらに現代、縄文時代の暮らしを知るために、「梅之木遺跡」には、縄文人が使った道具などを再現して竪穴式住居が建てられました。

このイベントで「梅之木遺跡公園」に集うのは、歴史に詳しいシニア世代から、新しい風を吹かせてくれる子育て世代や、その子供たちまで。

まさに”うめフェス”は、時空を超えたイベントですね。
ご家族で、カップルで、お友達と、ぜひお出かけください。

■うめのきウキウキフェスティバル
・開催日:2023年11月18日(土)
・開催時間:9:00~15:00
・開催場所:北杜市梅之木遺跡公園
・住所:山梨県北杜市明野町浅尾6315
・問い合わせ先:NPO法人茅ヶ岳歴史文化研究所 0551-45-7672
・URL:茅ヶ岳歴史文化研究所

・主催:NPO法人茅ヶ岳歴史文化研究所 
・共催:明野あったかマルシェ

筆者

山梨特派員

水月

2000年に山梨県北巨摩郡明野村(現 北杜市明野町)に移住。田舎暮らしを始めました。3人の子育て経験や女性ならではの視点、食いしん坊の資質を生かして、山梨の魅力を発信していきたいと思っています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。