プランタンの2023年クリスマスは紙!プラダとのコラボなど必見ポイントを紹介【パリのクリスマス】

公開日 : 2023年11月30日
最終更新 :

いよいよ11月も終わり。パリは至る所でクリスマスの飾り付けが進んでいます。百貨店の年末装飾はこの時期の風物詩です。市内オスマン通りにあるパリ・オスマン本店のクリスマス装飾をご紹介します。

今年のウインドーを飾るのは紙のマリオネット

パリにある百貨店の中でも、早めの11月9日にクリスマス装飾をスタートさせたのがプランタン・オスマン本店です。オープニングセレモニーには、フランス人俳優カトリーヌ・ドヌーヴさんが登場し、クリスマス・ショーウインドーのお披露目を行いました。

プランタンの経営陣と共に登場したカトリーヌ・ドヌーヴさん(中央)©︎ Stephane Feugere
プランタンの経営陣と共に登場したカトリーヌ・ドヌーヴさん(中央)©︎ Stephane Feugere

今年のプランタンの装飾テーマは「紙のクリスマス、願いは叶う」。テーマ通り装飾が紙で作られています。17万枚もの紙を使用し、総勢150人のスタッフが650時間(3週間)以上かけて作られたそうで、恒例のマリオネットも全て紙。95体の人形が、通りを行き交う人の目を惹きつけます。

©︎ Francis Peyrat
©︎ Francis Peyrat

今年は、年末になるとフランスではスーパーなどで多く見かける金色の包み紙のチョコレート「フェレロ・ロシェ」のショーウインドーもあります。

プランタンは上に行けば行くほど楽しい

© Romain Ricard
© Romain Ricard

プランタンのクリスマスは、今年はプラダとコラボレーションしています。ウィメンズ館の中央エスカレーター部分には、プラダの特設売り場が設置され、ホリデーシーズンの特別感をさらに高めています。

© Romain Ricard
© Romain Ricard
© Romain Ricard
© Romain Ricard

地上階には、プランタンがセレクションした雑貨などを扱うコーナーがあり、プレゼント探しにぴったりです。

ウィメンズ館に入ったら順に上へ登ってみましょう。なかでも6階は必見。ここは頭上にクーポール(丸天井)を眺めながらショッピングできる、とっておきのフロアです。

© Romain Ricard
© Romain Ricard

現在は、この時期に合わせたいダウンやコート類など、代表的なウインターブランドが並べられています。そして中央には、トナカイと雪化粧を施されたクリスマスツリーが飾られた記念写真スペースが。この時期の気分をより盛り上げてくれます。

6階まで来たら、レストラン「ブルー・クーポール」もおすすめです。煌びやかな丸天井の真下で食事を楽しめます。そして、もし余力があるなら、今夏40年ぶりに公開された大階段を使って登ってみましょう。プランタンの歴史を実感できます。

ここまで来たら、さらにもう一つの上の7階「ル・セッティエム・シエル」へ。ここはサステナビリティを意識したフロアで、ハイブランドのセカンドハンドなどを扱っています。

7階からはテラスに出ることができます。テラスからはパリの町並みと共に、エッフェル塔も眺められます。ショッピングに訪れたときは、建物丸ごとプランタンを楽しみ尽くしたいですね。

名称
プランタン・オスマン本店(Printemps Haussmann)
住所
64 Boulevard Haussmann 75009

筆者

フランス特派員

守隨 亨延

パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。

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