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札幌でスパイスのやさしい味わい。週末限定のネパール料理"ダルバート"専門店「YETI KITCHEN」(イエティキッチン)
いろいろなスパイスを使った料理は、寒い冬にも暑い夏にも、食べると食欲が刺激され元気になります。そんな料理のひとつがネパール料理。スパイス料理のなかでも、やさしい味を楽しめるネパール家庭料理のひとつ"ダルバート"専門店を札幌でみつけました。
ネパール料理"ダルバート"専門店「YETI KITCHEN」
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札幌市豊平区にある「YETI KITCHEN」(イエティキッチン)。
地下鉄東豊線の「学園前駅」の近くにある"ダルバート"の専門店です。
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"ダルバート"は、ネパールの家庭でも食べられている料理です。
豆のスープとご飯、それにいわゆるカレーなどを含むおかずがセットになるなど、日本の味噌汁とご飯とおかずがついている定食のようなものだそう。
スパイスを使っていたり、カレーがついたり、いっけん、インドのカレーのような辛さを思い浮かべるかもしれませんが、ほどよいスパイシー感のやさしい味つけが特徴です。
雪がこんもり積もった冬には、より恋しくなるような料理です。
さっそく、お店に入りました。
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店内は、落ち着いたグリーンの壁紙にネパールを思わせるような装飾があちこちにあり、ネパールのお茶や商品などが陳列されています。
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4人掛けのテーブル席が5つ、2人掛けのテーブル席が1つ。
土曜のお昼時には、次々とお客さんが入ってきました。
ラガーなネパールビール
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ダルバートを食べることが本命でしたが、メニューにはネパールのビールがありました。
思わず注文。
「ネパールアイス プレミアムラガービール」です。
ヒマラヤ源流の水を浸かっているそう。
スッキリとした味わいですが、ほどよい濃さ(コク)でゴクゴクいけます。
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ビールを注文すると、おつまみの「パパド」がついてきました。
豆で作った薄焼きのおせんべいです。
パパドは辛みが利いていて、ビールが進みます!
バラエティ豊かなひと皿「ダルバート」
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さっそく、お待ちかねのダルバートが来ました。
通常メニューのほかに土日だけ営業しているランチタイム限定のメニュー、「ビジュヌプレート」。
ダルバートとドリンクがセットになっており、「チキン」(980円)と「ラム」(1,180円)の2種類があります。
また、ダルバートにネパール餃子「モモ」とドリンクをセットにした「ガネーシャプレート」は、「チキン」(1,280円)、「ラム」(1,480円)。
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写真は「ラム」のビシュヌプレート。
豆のスープ「ダル」に「バート」(ご飯)のほか、ラムカレー、野菜や豆のサーグ(炒め物)、サラダ、それに「アチャール」という漬物が緑の小皿に入っています。
バートはターメリックなどと炊いた当別産"ななつぼし"だそう。
現地ではバスマティライスを使用するそうですが、なじみ深い日本米なので、初めての方にも食べやすい味です。
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豆のスープ「ダル」は、意外とさらっとしています。
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アツアツのダルは、単体で食べると体に染みわたるおいしさと、食べているうちに体がポカポカになってきました。
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こちらはもう1種類のランチメニュー「チキン」です。
おかずとご飯がきれいに盛りつけられたプレートで、どのおかずも美味。
ですが、ちなみに、プレート上のおかずやご飯は、別々に食べてももちろんOKですが、実はすべてを混ぜていただくのが本場ネパール風です。
何種類ものおかずで、それぞれ味は異なりますが、スープのダルも含め、どのおかずを混ぜ合わせても、もしくはすべてを混ぜていただいても味が合い、複雑な味になったり、深みが出たり、とにかく混ぜていただくととてもおいしいです。
そしてアチャールはかなり辛みがあり、このアチャールで辛さを調節していただくこともできます。
やさしい味ながら、時折アチャールで刺激的な味にトライしながらスパイシーなお料理としても楽しめます。
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そしてこちらは、初体験の「モモ」。
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スパイスが利いていて、中華の餃子とはまた違うエキゾチックな味わいですが、ほんのりと利いているので、初めてでも食べやすかったです。
クセになるおいしさ。
ビールと一緒にいただいてもビールが進みそうです。
スパイス&ホーリーバジルのオリジナル「トゥルシーティー」
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トゥルシーティー(ホーリーバジルティー)は、食後のドリンク(セット)でいただきました。
これまでにホーリーバジルティーは何度も飲んだことがありましたが、こちらのトゥルシーティーは、わずかに甘みを感じるまろやかな味のトゥルシーティー。
スタッフの方にお聞きしたところ、こちらのトゥルシーティーにはオリジナルでスパイスを何種類か入れているそうです。
スパイスとはいえ、いわゆるスパイシーな味ではなく、いままで飲んだことがあるなかで最もまろやかで飲みやすいトゥルシーティーでした。
また、寒いこの時期にはありがたいホッとする味と温かさのティーで、寒暖の差が激しい今年の北海道の冬に体に元気をくれそうな気がしました。
スパイスたっぷりのネパール家庭料理が札幌でも楽しめて、スパイス料理の通になったような気持ちにもなれた「YETI KITCHEN」。
やさしい味のスパイス料理(カレー)なので、季節を問わず、楽しみたい料理のお店でした。
"ネパール"料理ですが、北海道では四季を問わず寒暖の差が激しい日が少なくないので、スパイスを上手に摂りながら体調にもメリットがありそうで、実は北海道の暮らしにも合っているのでは、とも思えた真冬日の午後でした。
「YETI KITCHEN」は、営業が週末のみなので、おでかけの際はオープン日時を確認のうえ訪問してください。
「YETI KITCHEN」のデータ
- 名称
- YETI KITCHEN(イエティ・キッチン)
- 住所
- 札幌市豊平区豊平7条8-1-17
- TEL
- 011-827-6615
- 営業日
- 金・土・日
- 営業時間
-
金曜 18:00~20:30(L.o)
土曜 11:30~14:00、18:00~20:30(L.o)
日曜 11:30~14:00(L.o)、18:00~20:30(L.o) - 駐車場
- 無料
- アクセス
- 地下鉄東豊線「学園前駅」より徒歩4分
- dalbhat_yetikitchen_sapporo
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筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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