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高山茶で有名な南投県鹿谷鄉にある、標高2000m級の山々に囲まれた森林。台湾杉や紅檜、竹の森に遊歩道が続き、人気の避暑地となっている。道も歩きやすく整備され、比較的容易に森林散策が楽しめる。教育園區の前身は東京帝国大学の演習林。現在は台湾大学の実験林を兼ねている。区内にいくつかの遊歩道があるが、最もアクセスしやすいのが大学池への遊歩道で、片道約900m。大学池はかつて貯木場だった池で、後に景観が整備され、竹製の太鼓橋が架けられた。大学池へは舗装された林道もあり、定時の電動車でもアクセスが可能(50元)。また片道1.5~2kmの神木への遊歩道には空中走廊などがあり、サルやリスなどの野生動物を目撃する機会も多い。ただしこちらは上りが少々きついので、上りは舗装された林道を通り、下りの帰りは階段のある歩道を戻るといいだろう。残念ながら近年神木は倒れてしまったが、周囲に観察用の通路が作られ、偉大なその姿をより身近に見ることができる。