外傘頂洲
ワイシャンディンジョウ
海上に顔を出す神秘の砂州

東石の約10km沖に浮かぶ台湾最大の砂州で、傘に似た形からその名がついた。陸地とはつながっておらず、特殊な船でのみ訪問することができる。近年河川の砂防が進んだことから縮小し続け、「失われゆく領土」として台湾で注目を集めている。強い風と動く砂が建設や居住を許さず(7代目の鉄骨製の灯台のみ立つ)、常に姿を変え続ける神秘的な存在である。日本統治時代には佐佐木島と呼ばれ灯台が建設されたが、わずか6年で倒壊している。外傘頂洲を訪れる観光船は東石漁人碼頭から出ている。カキの養殖場が広がる沿岸を約1時間進むと、海上に突然砂の陸地が現れ、船がそこに乗り上げて上陸する。熊手が用意されていて貝などを探して遊べるが、沿岸の潮流は速く危険なので、ガイドの指示を守ること。
基本情報
- 交通アクセス
- 東石漁人碼頭から凱旋海上旅遊ほか数社が観光船を運航している。通常9:00、12:00、15:00発の3便だが、冬季は欠航も多いので、ホテルのコンシェルジュなどに事前に電話確認してもらうといい。行程約2時間30分、600元(食事付き)。要パスポート。東石漁人碼頭までは嘉義客運中山站バスターミナルより8:40発の「溫港」行きバスで所要約1時間20分、「東石」下車、徒歩約20分、106元。
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